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モチベーターとしての音楽専科


1.音楽専科の役割

みなさん、音楽専科の子供との関わり方はどのように考えていますか?
授業がしっかりとできる、音楽を教えられる、音楽を通して子供を成長させることができること。とても大切なことだと思います。


しかしながら、音楽を教えるだけでは良い教師と言えないのではないかと思うのです。

何が大切か、それは子供をやる気にさせること。
気持ちを高めることのできる教師が素晴らしい教師と言われていると考えております。


2.音楽専科の難しさ

しばらく音楽専科をやって、難しいなと感じること、
それは、クラスごとに対応を考えなくてはいけないことです。(様々なクラスと関わりますからね)

〇〇な雰囲気なクラスに対して、適切な指導助言の行い、技能や知識を高めていく力。これは音楽だけをやっていればいいわけではありません。
いろんな子に対応をし、様々な引き出しを用いてクラスに指導していく経験や人柄、力が必要となります。


3.音楽専科への偏見

専科は「音楽だけ教えていればいいでしょ」といった偏見があります。
しかし、音楽だけでしか関われないからこそ、その時間の中で子供の生活面やクラスの雰囲気を高め、音楽の力もつけなくてはいけない、素人にはできない専科というポジションなのです。


4.これからの音楽専科のありかた

音楽を専門的に教える力、これは絶対に必要です。
(これすら危ない人も見たことがあります)

その上で、クラスの様子を瞬時に察知して適切な指導ができる力、
クラスを高める声掛け、支援、モチベーターとなれるか。

担任がすればいいのではないか、と思うこともありますが、
音楽専科が責任をもって子供をひっぱっていく、そんな気概も必要だと思います。そのためには何より経験です。
担任としての経験、主任の声かけの観察、本からの知識、などなど。。。
専科の立場から、子供に伝えること、心構えを説いていきましょう。



今日もお疲れさまでした。


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