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ラストキャット(6話)

 冬を迎え雪の上にはミミの肉球の跡が“とことこ”と付いていて、並ぶ様に恋人?…、恋猫のムーちゃんの肉球の跡がついている。
 寒い冬も一緒に歩いている姿が想像できて心がゆっくり温かくなる。

 外から帰ってくるミミは雪が溶けて濡れていてタオルで拭いてあげるとすり寄り、そのまま母の栞里へと行き「お腹すいた、ご飯っ!」と言いながら…、この“ツンデレ加減”が絶妙で、 ハートが“ズキュン”と射抜かれる!!

 その冬は寒かったがミミに雪玉を転がすとじゃれてまるで、サッカーのドリブルの様な鮮やかなボール裁きは“メッシ“の様だ…!
 少し褒めすぎた〜。
 こんな僅かな平穏な日々を繰り返していた私だけれども、雪の消える頃にはその平穏も…。
 

 ………… またまた、続くよ! ……


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