マンチカン時間【散文現代詩】(500文字)
存在することによって存在せず、
存在しないことによって
存在するものってなーんだ。
パゥ!!!
おなじみの音を立てて、
そのなぞなぞなぞなぞは、
小さく小さく弾けました。
マンチカンの赤ちゃんは
それにびっくりして、
じぶんをバナメイエビだ
と勘違いしてしまう一幕もありました。
そのなぞなぞなぞなぞの
問いと答え(仮説)を作ったのは、
霊長類らしく、
シロナガスクジラサイドにも
それは伝わっていました。
ぼくはナポリタンスパゲティなので、
どうすることもできないのですが、
長すぎる大サビをじっくり聴くのが
唯一の愉しみであり、
そこからできる解釈は、
音楽も、時間と同様に、無いし有る、
そして、有るし無い、
ということでした。
はんぺん占いによると、
ラッキー行為は生ようかんを
生月餅にすり替える、です。
ちょうどそのとき、
三角フラスコから出ようとしない
不規則活用動詞が、
掛け算九九の7の段を
忘却してしまったのです。
ブリコラージュ的に、
17足す4は65だ
という宇宙に行って
バースデーケーキに立てられた
ロウソクの炎を吹き消します。
主食用パンは一般に「食パン」と
呼ばれ親しまれていますが、
「主用」の部分があったということを
アキアカネが語り継ぎます。
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