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普通日記:第n回【散文現代詩】

ボサノバを飲んでいると、ムニエルが聴こえてきます。
バックネット裏からグレートバリアリーフを取り出して、横目で見つつ、記憶から遠ざけて、それでも残る意味の足跡を書きつけています。

丸く尖ったリアス式海岸に目をつけているとつけまつげの精霊が立ち現れるではないですか。うどんを500tの段違い平行棒でダッフルコートすると、ピロピロというセレナーデが流れます。
セレナーデ・セレナーデ・セレナーデ。

まるで、簡単な丸いコーンじゃないか。それはクラス会の暗号でした。
まるで、まるで、まるで。
ある日大成功をしたときの、二階建ては、クンショウモに酷似し、グレートバリアリーフで宇宙遊泳します。もう存在しない遊園地の、もう存在しないジェットコースターの、もう存在しないホットドッグの、その炙りにも、幾許かの意地があるようで、コブラの膨らみに擬態した、ロードローラー状のベストアルバムは、プロデューサーの意向により、いなり寿司現象と同化します。ドゥルーズが首をかしげます。
地下茎がどんどん伸びています。石にも負けません。
ぐんぐん。どんどん。ぐんぐん。ぐんどん。どんごん。

ホルテンシウス法を丸暗記した後に、エキゾチックピータン。
豊かなサルスベリ。
ふくよかな豚肉石。

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