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架空ゲーム攻略記事【現代詩あるいは創作】

ラストダンジョンへは、戦士ワオキツネザル、魔法使いマヌルネコ、詩人アルマジロ、勇者センジュナマコ、ハガキ職人ウォンバットのパーティーで挑むのがオススメだ(レベル400以上推奨)。弓兵オカピ、鼓笛隊コアラ、脱走兵ヤリイカ、詩人アルマジロ、国王シロテテナガザルのパーティーが巷では流行っているが、鼓笛隊コアラが戦闘不能になった場合、即全滅に至りやすく(脱走兵ヤリイカの素早さを全く活かせない)、安定とは真逆の編成だと言わざるを得ない。何せ、国王がやられるのが痛い。また、忍者ベローシファカ、忍者ベローシファカ、忍者ベローシファカの3ユニットパーティーも、シンプルに強いし、あらゆる特効(特別効果付与型の攻撃)に対応が可能だ(しかし、面白みがないと筆者は感じる。この辺りは個人の好みだろう)。

戦士ワオキツネザルには「液体の斧」を持たせたい。「液体の斧」は斬属性ではなく、水属性だからむしろ漁師オオサンショウウオがよいのではないかと考える者もいるだろうか。しかし、地下942階で入手可能なメタアイテム「プログラマーの気まぐれサラダ」(700分の1の確率でエンカウントする激レアモンスター「乱数スカイフィッシュ」が2京分の1の確率でドロップする)を入手すれば、戦士ワオキツネザルも水属性への適合性がS評価になり、ほぼ最強のキャラクターが誕生する。

あまり知られていないのだが、魔法使いマヌルネコは、レベル255で全ての魔法を覚え、その後は物理攻撃値の伸び率が飛躍的にアップする。レベル400を超えた辺りから、近接(ゼロ距離)物理攻撃値が魔力値を追い抜く。追い越した状態で、戦士職の初期装備「グローブ」を魔法使いマヌルネコに持たせると、最強のゼロ距離物理武器「ザ・グローブ」へと変貌を遂げる。ただし、この場合、究極終末魔法「ほんとうの夜」を忘却することになるので覚悟しておくこと。機会は常に等価交換だ。
詩人アルマジロのスキル「詩」と、ハガキ職人ウォンバットのスキル「投稿」は惜しみなく使っていこう。併用して相乗効果を狙え!



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ジブラルタル峻
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