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ゲームの攻略本【現代詩】

向こう岸のリス(バナナリス)のイベントで、三品目にミミガーを作ると、僧侶チャパティが「なかま」になるぞ。レベルはまだ3だから育成する楽しみがある。チャパチャパ。チャパチャパだ。
タップダンザーのアメリカザリガニは、ネクロスの要塞というお菓子の紙箱に隠れていて、それを拾い上げればパスタゾーンに突入できる(ニョッキチャンス)。

グルテン王国の秘宝を入手するのなら、盗賊アメリカザリガニを「なかま」にするのが最短ルートだが、果たしてそれが楽しいのか、という問題は残る。笹舟に乗ってまわり道を楽しんでみるのはどうか。タマムシの光沢で、ふわふわしている、に形を与え、ふわふわしている、を。もちもちしている、であるのなら。


ふわふわしている、の挿し絵


戦士サーターアンダギーを「なかま」にするためには、剣士ズッキーニの流し目、大魔導士ヤマネのお墨付き、塗装業ピロシキの助言、印刷屋テフロンのブロマイド、理容師ハキリアリの気遣い、を集めなければならない。なければならない、は、アルバム内の隠れた名曲を自称するカブトガニのリズム隊とは完全に逆サイドにポジショニングする、不確かさであり、ポコポコだ。シングルカットはオフサイドトラップなのかもしれない。
忍者ドーナツには気をつけること。奴には中心がないのだから。周辺という中心ではない中心があり、それが中心という周辺なのだ。とにかく気をつけること。

ゴルゴンゾーラという名前の、毛皮で覆われた防具を、秘密の武具屋に持っていくと、いいことがありそうだ。ポコポコしていこう。

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