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イノシシオイルの石鹸はクレンジングが出来る?!

gibier skincareの代表のmakikoです。

2024年、人の皮脂に1番近い野生のイノシシオイルを使った石鹸が誕生してから10年の節目の年になりました。

「なぜイノシシオイルをスキンケアにしたの?」
父の猟師仲間の皮膚科医の先生が 「イノシシ脂は人肌にいいんだ」といった一言が始まりです。

「イノシシオイル石鹸になる」
その当時、イノシシオイルを使って石鹸を作るのかクリームを作るのか、
私と父で一緒に乗った東京のタクシーの中で、言い合いの喧嘩になったような記憶があります。一度作ると言い始めたら何を言っても止められない。
だったら何を作るかくらいは口出ししてみようと思って意見を言ってみたところなぜか喧嘩に。。。

父は会社にいたアトピー性皮膚炎の女の子の肌を俺が治す!と鼻息荒く父の石鹸工場探しの日々が始まりました。
東は神奈川から西は福岡まで実際に工場に話を聞きに行く父を見て、
あの人は植物性が流行っている時代に動物性の石鹸を作るなんて頭がおかしくなったのでは?と思っていたのはこの私です。

そしてその年2014年イノシシオイルが配合された石鹸は「たつま石鹸」と
父により名付けられ誕生したのです。「たつま」とは猟師さんが山で巻き狩りをする際に立って待つ場所のこと。(今は【ジビエソープ】という名前になりましたがそのお話はまた今度!)猟師さん無くしては誕生しなかった石鹸なので「たつま」と名付けたのでしょうか。

工場から完成したイノシシオイルの石鹸が届いて、何百個もの石鹸が入った段ボールが実家の玄関に山積みになっていた時のことは今でもはっきりと記憶に残っています。そんな状況を私と母は冷めた目で見ていたのでした。

早速イノシシオイルが入っているという石鹸を使ってみても「ただの石鹸」という印象を越えることなく、どうすんだこんなもん作って?と思っていました。

ただ1ヶ月ほど立った頃、他の石鹸と何か違うコトがあるかどうか探してみなければ!と私は急に思ったのです。

そこで最初に私が試してみたのはクレンジング。
お風呂場で化粧でも落としてみるか!と思いたった私は早速たつま石鹸で顔を洗い始めました。すると、スルスルとメイクが落ちたのです。

えぇえええ!!!世の中の石鹸って実は化粧落ちるの?!と驚きと発見で嬉しくなりました。 そこからせっせと顔を石鹸で洗う日々が始まりました。

それから10年、私はこのイノシシオイルたっぷりの石鹸でクレンジングと洗顔、体を洗う生活を送っています。

それ以前は、クレンジングオイル、洗顔クリーム、化粧水、乳液、美容クリーム、ボディークリームを使っていたスキンケアはいつしか、固形石鹸ひとつだけとなったのでした。

肌って変わるんだ!と言うのが1番大きな発見です。
イオシシオイルがこんなにも肌に潤いをもたらしてくれたことに感激し
もっと多くの人に知ってもらいたいと思うようになり今に至ります。

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