【6月新刊発売!】光文社文芸編集部の新刊2作品をご紹介! 8 光文社 文芸編集部|kobunsha 2024年6月26日 10:55 2024年6月は2冊の新刊を刊行しました!今回も超濃厚ですよ!!①『バタン島漂流記』西條奈加★あらすじ荒れ狂う海と未知の島、そして異国の民。ため息すら、一瞬たりとも許されない――船大工を志すものの挫折し、水夫に鞍替えした和久郎は、屈託を抱えながらも廻船業に従事している。ある航海の折、船が難破してしまう。船乗りたちは大海原の真っ只中に漂う他ない。生還は絶望的な状況。だがそれは和久郎たちにとって、試練の始まりに過ぎなかった……。史実に残る海難事故を元に、直木賞作家が圧倒的迫力で描く海洋歴史冒険小説。☆担当編集の≪ココが推し!!≫もし大洋のど真ん中に難破船でポツンと取り残されたとしたら…360度見回す限りの水平線、陸地の影は微塵も見えず、食糧は徐々に減り、昨日と同じ今日がいつ果てるともなく続くばかり。考えただけで叫び出しそうです。でも、そんな極限状況に置かれた船乗りたちが本当にいたのです。 しかも江戸時代に。その信じられない史実を元にした長篇です。直木賞作家・西條さんによる壮大な冒険譚と船乗りたちの人間ドラマ。遭難の果ての顛末は…ぜひ本書を読んで確かめてみてください!担当編集Y.S②『救世主』水生大海★あらすじ悪党が殺された。疑われたのは、最も立場の弱い技能実習生だった。逃げる場所などあるはずがないのに、彼女は姿を消した。事件を追う女性刑事は、思いもかけない真相に辿り着く――名古屋市栄の繁華街で男性の他殺体が発見される。被害者は縫製工場のひとり息子。素行が悪く逮捕歴もあり、あちこちから恨みを買っていたため容疑者も多い。捜査一課の暁は、被害者が以前、ベトナム人の技能実習生マイに強引に迫っていたことを知る。マイは数ヶ月前、「救世主」という謎の言葉を残し姿を消していた。その後の捜査でマイが隠していたとある秘密が判明。事件は意外な方向に転がり出す。渾身の社会派ミステリ!☆担当編集の≪ココが推し!!≫主人公は、まだまだ男社会の警察組織の中で孤軍奮闘する、刑事の暁。名古屋の繁華街で起きた殺人事件は、被害者が半グレのようなワルだったこともあり、すぐ解決すると思われたが、ある証言をきっかけに思いもかけない方向に急展開。事件はまったく違う様相を見せ始めます。暁の精緻で地道な捜査が導き出した、驚きの真相とは? 読み終わった後、タイトルの意味が深く胸に刻まれるはず!担当編集A.Y【6月新刊発売中!】 バタン島漂流記 www.amazon.co.jp 2,090円 (2024年06月20日 11:42時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 救世主 www.amazon.co.jp 2,090円 (2024年06月20日 11:42時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する ■ ■ ■★文芸編集部noteがパワーアップしました!「みなさまにもっともっと小説の楽しさを届けたい」一心で、日々情報をお届けしています!!「スキ」や拡散、ぜひぜひよろしくお願いいたします。 ダウンロード copy #小説 #ミステリー #西條奈加 #光文社文芸 #水生大海 8 いただいたサポートは、新しい記事作りのために使用させていただきます! サポート