「べき論」とそのこたえ
こんにちは、sakiです。
意外と口にしがちな「べき論」。
〇〇すべきだよ、とアドバイスしてしまうシーンや、逆に言われたことがある方も多いと思います。
今日は、そんなべき論についてお話したいと思います。
「べき」の縛り
私、自分に「〇〇すべきだよね」と言い聞かせていたんですよね。今思えば、それに苦しめられてたんです。
「女性は女性らしく男性の支えであるべき」というのは、昔よりは言われてないように思います。
ですが、女性が男性と同じように活躍する時代になり、双方の特徴に重きがいくようになりました。
「女性は男性より感性が優れている(べき)」
「女性は細やかなことが得意である(べき)」
なんていう、「べき」が隠れているような論法です。
一見褒め言葉のように見えるけど、それってやっぱり女性をひとくくりにしてしまう。そうじゃない女性もいるし、もちろん優秀な男性もたくさんいる。
今の時代には合わない言葉だな、とふと思ったんです。
見えない「べき」
以前の会社の上司は、
「俺だったらこうするけど」という、一見判断を任せるように見えるけど、無責任で強制力の高い言葉を放つ人でした。
それには、こうする「べき」という言葉が隠れていたんですよね。
「〇〇べき」
というのは、いいアドバイスをしていてもそうでなくても、相手の思考を停止させてしまうような呪いの言葉だとわたしは思います。
そのときの私がまさにそうで、上司から課せられた仕事を終わらせるために、上司の「べき」を聞いて、そのとおりにしようとしていました。
そこには、自分の意思はほとんど残されていなかったんですよね。見えない「べき」に長い間苦しめられていたように思います。
ただ、それが原動力になっていたことも確か。
「べき」は呪い。
毒にも薬にもなる呪いです。
みなさん、使う際はお気をつけて。
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