難しい技術の学習法~スウェディッシュマッサージ~
私が開発したトリートメント技術ケアササイズは、習得するのに大変時間が掛かります。
そしてそのスキルにはゴールは無く、修練を重ねればいくらでも上達していきます。
それはスポーツ競技や武道と同じと言えます。
学習とはインプットとアウトプットの繰り返しによって行われます。
五感を駆使して脳に取り入れた情報をあらゆる筋肉を動かしてアウトプットしてみる。
筋肉を動かさないとアウトプットはできません。
話すことも、字を書くことも、息を吐くことすらできません。
すべてのアウトプットはどこかしらの筋肉を使って行います。
ケアササイズの学習は私のお手本手技を観察した後、自分の体(筋肉)を動かして真似てみる。
違いを認識したら再び脳で修正して動かしてみる。
違いの認識は主に視覚と触覚で行ないます。
感覚を常に働かせながら体を動かしていきます。
インプットしながらアウトプットを行なうことで技術を学んでいきます。
まさに知行合一の学習法です。
知がインプット、行がアウトプットというわけです。
日々スクール生と対峙していると、この知行合一こそが学習の極意だと痛感させられます。
知と行が脳を介在して円を描くように循環することがとても大切です。
知らない道を歩いていく時、地図がなければ進めないし、地図だけを見ていても進めない。
地図を見ながら歩くという脳を介在した循環が上手くできることで目的地に最短でたどり着けるわけです。
これこそがGHTSのカリキュラムが反復練習に重点を置いている理由です。
そして、この難しいケアササイズという施術法を最短で習得できる理由でもあります。
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