【感動】突然の医者からの宣告。23歳の春、繊細さんの僕が病気と本気で向き合った話【淫夢】
ｶﾒｶﾒﾊｯ! アマニタ・パンセリナです。
てか、お久しぶりです
12月ごろに2021年も頑張るぞ〜！と言っていた矢先1月15日を最後にほとんどツイートをしていませんでした
最後のツイートが「LSDをキメた淫夢厨」だったというのもあり「やっと捕まったか…」とか「淫夢に"成った"のかも」など様々な憶測が立てられていましたが…
(アマニタ・パンセリナという名前の伏線回収や今までの僕の淫夢への熱心な姿勢から"最終回"だと思った方も多いと思います)
が…なんと
生きていました
本当に心配かけてすいませんでした🙇♂️DMをくれた方々ありがとうございます。嬉しくて泣いてました
ここ数ヶ月で就職を2回したり家を引っ越したりプリパラを見直したりと色々バタバタしていた気がします
今はやることといえばウマ娘くらいしかないのでこれからまたインターネットをやらせていただきます。どうか、よろしくお願いします
と↓まぁ↑(ゆっくりボイス)
ひっそりと生きていたわけですが
実際のところTwitterから離れてしまった事にはとある大きな理由がありまして
それは…実は
なんと
「病気」です
元から僕は心転病Switchと呼ばれるほどの躁鬱病持ちなので頻繁に心を壊しながら生活をしているのですが
ここ数ヶ月は特にひどく、人生で一番の山場だった気がします。
一体なぜそんなことになっていたのか？
そう
僕の病気には
みんな大好きなあのコンテンツ…
淫夢
が大きく関わっていました
※淫夢とは
正式な名称は「BABYLON STAGE34 真夏の夜の淫夢」
アダルトコンテンツであるにも関わらずその人気は凄まじく、ゼロ年代を代表する作品として新世紀エヴァンゲリオン・涼宮ハルヒの憂鬱などと肩を並べる社会現象にもなった人気作品。今年20周年を迎え、続編を待つ声も多い。
マァッ！？ホモビで病むなんて…(呆然)ありえませんよぉ？(正論)
が、しかし、これは本当にあった嘘のような本当の話。
ちょうど3ヶ月ほど前、あまりの体調不良から僕は務めていた会社を辞めました。
慢性的なストレスで不眠になり蕁麻疹が出たり、急に太ったり、長期的な鬱に陥ったりとボロボロになっていた僕は精神科に行き診察を受けたところ、医者にこんな事を言われました。
「淫夢から、離れなさい。」
え…？
※イメージ
衝撃の言葉でした
なんと医者の口から「淫夢」という単語が出てしまいました
淫夢から離れ…えっ？
ﾙﾙｫ…そんなことできるわけn…ないだろ(号泣)
「淫夢を、辞めましょう」
"辞める"…？"淫夢"を…？この"僕"が…？
医者からの
「淫夢ドクターストップ」
23歳にしてはあまりに早い
「淫夢宣告」
————思えば僕のTwitter人生は淫夢と共にありました。
ネタツイッタラーとして歩んだ1年ほどの期間、ほとんど淫夢の事だけを考えていた気がします。
フォロワーの皆さんにも「淫夢王(いんむおう)」「野獣先輩のお父さん」「淫夢屋の店員」などと呼ばれていました。
が、しかし……
「あなたを苦しめているのは淫夢です。一緒に少しずつ治して、淫夢に勝ちましょう」
医者の厳しい言葉が僕を突き刺す
淫夢に…勝つ？
淫夢に勝てるわけないだろ……(絶望)
しかし医者は馬鹿野郎、お前俺は勝つぞと言わんばかりの明るい笑顔を僕に向けてくれました。
なぜ僕の心は調子悪くなっているのか
原因を突き止めるべく医者から長時間にわたるメンタル検診を受け、心の病原を探してみたところ…
次のようなことが見えてきたのです
淫夢症候群発症編
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
1.ニセ淫夢語録の出現
過去に僕が作り出したコンテンツの一つに、淫夢語録っぽい言葉を作るという言葉遊び「嘘淫夢語録」というものがあるのですがちょうどその頃Youtube上にその嘘淫夢語録に酷似した"ニセ淫夢語録"というネタを使う人間が出現し、それが最悪の流行り方をしていました。
僕は淫夢が大好きですが、淫夢語録を使用して会話をする人達を見て現代言語文化の停滞を僕は感じ「特定の語録だけで会話するということは、語彙やユーモアのオリジナリティが無くなり会話の軽薄化に繋がる」と想い、作りだしたのが淫夢へのアンチテーゼでありリスペクトでもある「嘘淫夢語録」でした。
が、しかしニセ淫夢語録の成り立ちは異なりました。
存在しない淫夢語録を作り、それを自分の語録として発信し、それを見た面白くない人たちが更にそれをマネする
淫夢語録と何も変わんなくて草！
ネタがパクられた事自体には全く怒りはなかったものの、それよりもそれに盛り上がる世間の動きに落胆し
僕は「こいつら淫夢が好きなんじゃなくて淫夢が好きな自分が好きなだけだろ」と嫌な尖り方をし始め、同時に淫夢に関する全てに興醒めする事が多くなりました。
その他にも仲の良い子のLINEアイコンが突然けつでかピングーのスクショになっていたり、嫌いな上司の話し方がMURにかなり似ていたり(憎悪だよ(便乗))と突然僕の生活の"淫夢率"が上昇し、"淫夢過多"あるいは"淫夢敏感"になりすぎていたかもしれません。
完全にイキスギていました。
僕はイキスギの果て
「淫夢症候群」になっていたのです
これらのことを医者は真剣に聞いてくれて、しかも
「大丈夫。一度淫夢からは離れましょう。きっとまた淫夢のこと好きになれますよ」
と言ってくれました。
僕はまた淫夢のことを好きになれるだろうか…
淫夢症候群療養期間編
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2.もしも願い一つだけ叶うなら、君の側で眠らせて(物理)どんな場所でもいいよ
ちょうど療養中にシン・エヴァを観ました。僕はエヴァが大好きで前日にはアニメほんへを全て見返し、映画館に足を運びました。
エヴァシリーズを完走した感想なのですが…
素晴らしかったです。
庵野監督本当にありがとう。
ゆっくりお休みください。シン・ウルトラマン超楽しみにしてます。
エヴァンゲリオンといえば最終兵器彼女、ぼくらの、といったような「セカイ系」の始祖として有名ですが、なんとシン・エヴァは序盤から綾波(仮)とシンジは民家で暮らすシーンから始まり前作まではあまりピックアップされなかった"ネルフやヴィレの外の世界"が出てきます。(セカイ系の代表作品が最終回でアンチセカイ系のような表現を組み込む流れ…凄スギませんか…？)
そんな中でQのトラウマから塞ぎ込んで全く馴染めないシンジ
僕は気付いたんですよね
「シンジは、僕だ。エヴァは、淫夢だ。」
↑これ本当に映画見た帰り道に一人で言いました。
そう
僕の人生は淫夢と僕のセカイ系ループものだったんですね。
シン・エヴァを見て気付かされました。
これは本当にそう。
最後、塞ぎ込んでいたシンジは立ち直りエヴァンゲリオンに搭乗します。
僕は淫夢が嫌になり撤退し、リアルのオタク友達ともほとんど会うことなく、全てから逃げるだけの生活を送っていました。これはすなわち淫夢のない世界を生きている、という事であって
それは僕の人生にあってはいけない事なのです
なぜなら僕はインムェンゲリオン初号期パイロット、アマニタ・パンセリナなのだから。
僕は淫夢に恐れていたんだ。淫夢に乗ることに。
この"気付き"を医者に伝えたところ「なるほど(呆れ)ならば少しずつ様子を見て淫夢を摂取していきましょう。お薬出しときますね」と言われ
いよいよ僕の本格的な淫夢回復に向けての療養が本格的に始まります。
淫夢症候群リハビリ編
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3.夢にかけて夢に
鬱病の療法と同じく、一日あったことを軽い日記のような形で報告する、という方法をとりました。
「今日は"あくしろよ"と言いました」と言った感じで淫夢を少しずつ使用し、寝る前に確認するといったものです
それは簡単な道のりではありませんでした
「14」などの淫数(いんすう)を見て吐いてしまったこともありました。
友達とカフェにいってアイスティーを見てパニックになった日もありました。
それでも少しずつ、少しずつ
僕は淫夢とのシンクロ率を高めていきました。
直淫夢は度数が高すぎてキツいものの、改変されたものであればある程度摂取可能ではあったので
自分がかつて使っていた嘘淫夢語録であったり、Twitterで再翻訳先輩botを見たり
こんなの面白すぎる
あとは看護師さんの前で淫夢語録を言う練習をしたり、努力を重ねる事で少しずつ淫夢と向き合える様になっていました
そして3ヶ月ほどがたった頃
医者の口から……
もう淫夢、使っていいですよ
と言われました
キラキラしてらぁ！
淫夢解禁日はもちろんビール！ビール！朝が来るまで終わる事なくオタク友達と淫夢語録を言い合いましたとさ、めでたしめでたし
以上が僕の4ヶ月間です
といってもまだ完全には回復しきれておらずまだまだ淫夢と向き合えているか、といわれると難しいところではありますがどうか僕と淫夢のこれからを応援してくれると嬉しいです。
ではまた