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2024/9/30-2024/10/6
・今週面白かったエンタメ①
憐みの3章
35mmフィルムで上映されているのに興味があって、109シネマズプレミアム新宿に初めて行ったきた。チケットは高かったけど、ドリンクとポップコーンが食べられてラウンジでゆっくりでき、席もゆったりした作りで坂本龍一が監修した音響と贅沢な時間だった。
ヨルゴス・ランティモスの最新作で、『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』とサーチライト・ピクチャーズになってから気持ち悪さを抑えめにして上品さが増した印象を持っていたが、初期の気持ち悪さが出ていてこういうのも観たかったのでよかった(映画の完成度やテーマは前作の方が良いかなとは思うけど)。
タイトル通り3つのストーリーをほぼ同じキャストが役を変えて演じていて、2つ目の話が始まった時に一瞬?ってなったけど、雰囲気ががらっと変わったりして面白かったし、不穏な音楽に上質な映像やインテリアで癖のあるストーリーが展開され、長さを全く感じなかった。
1つ目は上司にそんなことまで報告しなきゃいけないのが意味わかんないし、2つ目はどんどんぶっとんでいく展開が面白かったし、3つ目は設定がわかっていった上でウィレム・デフォーとホン・チャウ(髪型でオノ・ヨーコっぽい)の説得力がじわった。ラストシーンを観てそういうこと?ってなったが、色々考察もありそうなので気になる。
・今週面白かったエンタメ②
All the Streets Are Silent:ニューヨーク(1987-1997)ヒップホップとスケートボードの融合
アマプラで視聴。たまたまYouTubeで見取り図のリリーさんがよかったエンタメ作品として上げていたので気になった。
80年代のニューヨークの治安の悪い映像やインタビューから始まって、絶対住みたくないなーと思いつつ、だんだんとヒップヒップとスケートボードがかっこいい価値観になっていくのが興味深かった。ヒップホップとスケートを融合したきっかけにもなるクラブマーズをオープンしたのが日本人のユウキ・ワタナベだったというのが日本人として意外だったし、用心棒として働いていたのがヴィン・ディーゼルやベン・スティラーがいたというのも驚きだった。
ヒップホップにあまり詳しくないので出てきたミュージシャンがどれくらいすごいかまでは理解できなかったと思うけど、仲間の一人がシュプリームを作ったり、現地でスカウトしたキャストで作られた『KIDS』が公開されたりとメインストリームになっていって、自分たちの文化でなくなっていくのがぎゅっとなったけど、その中で流れていた『mid90s』や『スケートキッチン』とか観ていたので、こういったカルチャーをちゃんと知ることができてよかった(実際、シュプリームほしくなってしまった)。
・今週の一曲
ミツメ / ささやき
先週ライブに行ってめちゃくちゃよかったミツメが10/1に活動休止を発表しました。ライブで川辺さんが「これからもよろしくお願いします」と言っていたので、再開してくれることを待ちたいけどやっぱり寂しい!!今週は度々思い出したり、曲を聴いたりとミツメロスが酷かった。オンラインストアでこれまでの感謝を込めて色々購入させていただいたので、届いたら大切にしたい。今週のジムはミツメのタオルを持参したり、あまり身に付けることができなかったミツメの靴下を履いてみた。曲はもちろんだけど、MVやアートワーク、トヤマさんの写真やグンパンさんのグッズなどどれもセンスがあって好きだったなー。これからも聴き続けます!
・今週のプライベート
先述の通りミツメロスで元気なかったけど、復活した内Pが面白くて、パリコレはアレッサンドロ・ミケーレのVALENTINOがかわいかった。見出し画像は近所にあった銀だこがなくなってしまったので、久しぶりに食べてきた銀だこ。ドジャーススタジアム限定のチーズとワカモレを食べたけど安定においしかった。