『かごめかごめ』の考察

「愛智神話について④」を投稿時に
「カゴメ歌」についてふれることがありました。

過去に、カゴメ歌について考察動画を上げてますので、
もし興味がございましたら視聴ください。
※愛智神話についての動画ではありませんのでご注意ください。

また、動画で御伝えしたことの文字おこしも載せておきます。
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今回『かごめかごめ』を考察しようと思ったのは、関さんの都市伝説の本、第一巻がきっかけです。

そして巷にころがる、かごめ歌についての色々な都市伝説ってありますよね。
例えば日ユ同祖論といった日本人の祖先はイスラエルの失われた十氏族の一つで、『かごめかごめ』をヘブライ語から読み解くと「失われたアークといわれる契約の箱に納められたユダヤの三種の神器(「アロンの杖」「十戒が書かれた石板」「マナの壺」、を取り出せ」といった内容になるといったものなどです。


ただし現代の『かごめかごめ』が成立したのは明治時代以降とのことで江戸時代の歌詞には「鶴と亀」は出てこず、その歌詞の部分は「つるつるつっぺぇつた」ですし、「後ろの正面だあれ」という歌詞もないのでもし江戸時代に活躍した松尾芭蕉が広めた説を考えるのであれば当時の江戸時代の歌詞で考える必要があるとは思うのですが、みなさんはどう思いますか。

ですが今回は、Mr都市伝説、関暁夫さんが「都市伝説」は何かを広める為の空気作りや理由作りと仰っていたのと、関さんの美しい日本に変えたい、未来の日本に目を向けて欲しいという意図から、あえて現代版の『かごめかごめ』について考察をしてみました。


現代版かごめかごめの考察ではありますが、松尾芭蕉の存在は、自分にとって動画のロケ地など行く先々が松尾芭蕉の軌跡と被るので、何か松尾芭蕉とは、ご縁というか何かあるんだろうなぁと思っています。

過去にあげた神社参拝動画に松尾芭蕉の歌碑が結構紹介しているので、おわかり頂けるかと思います。
そして今から御伝えする内容は、過去の動画にもあげた奥の細道の結びの地、岐阜県大垣市にある丑寅の守り本尊 虚空蔵菩薩を祀る明星輪寺で購入した「神々との誓い」の本を参考、引用させて頂きます。

書籍によると太古の昔、アマテルカミ尊とハヤスサノオ尊が大垣市にある金生山(きんしょうざん)で銅や鉄の鉱石をめぐり、あわや大戦争となりそうだったときに三重県の鈴鹿に住んでいた猿田彦の尊の仲立ちによって戦争が避けられ、統一国家の建設を話あった日出ずる日之本の国の建国の発祥の地だといいます。


それが本当であれば、松尾芭蕉の奥の細道に隠された使命は、江戸から出発し何かを受け渡し等の理由で東北、北陸を経由し、岐阜県大垣にある金生山(きんしょうざん)に何かを届けたのではないか?と思えたりしますが、みなさんはどう思いますか?

大垣周辺では有名な関ヶ原の合戦や、壬申の乱、そして源平合戦、承久の乱など天下分け目の合戦が何度も繰り広げられている場所でもありますし、また沢山の古墳群も発見されていることからも有力な政権が存在していたことを裏付けていると思えます。

また岐阜県は飛騨国と美濃国がかつてはあり、飛騨は大和王朝の前に存在されていたとされる飛騨王朝があったと言われています。

飛騨王朝についても過去の動画にあげているので是非、ご視聴ください。
岐阜の岐の漢字は、古代出雲族原初の神といわれるクナトの神のクナトと読みますし、岐阜には何か隠されたものがあると感じざるを得ません。

また大垣という字も、分解すれば、漢字の一と八で、垣は日本の日が入っていますし、私が過去の熊野速玉大社の動画で漢字の八はスサノオを現わすのではないかという話をしたのですが、スサノオが詠んだ日本で最古の和歌には、
「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」

という感じで垣が沢山でてきますよね。

なんだか、みなさん、岐阜や大垣に興味でてきませんか?


ではでは現代版『かごめかごめ』について戻しますと。
ここ半年のロケにいったキトラ古墳や後醍醐天皇の吉水神社の書院内にあった四神の白虎、青龍、玄武、朱雀が凄く目につくようになっていて、意図的に引き寄せられている気がしてたところ、鶴と亀が朱雀と玄武じゃないかと思ったんです。
玄武は北を司るので、干支でいえば鼠、子にあたります。
そして朱雀は南を司るので、干支でいえば馬、午にあたります。

そこで鶴と亀がすべることについて、「子午」と並べてみていたら、子午線が浮かびました。

子午線といえば、日本標準時子午線が通る兵庫県の明石。
そしてその子午線は、東経135度です。

東経135度といえば「ガイアの法則」によると新しい文明の中心地は東経135度線上に位置しているといわれ、これまでの文明の中心地は、シュメールから始まりインダス、インド、唐と地球の歳差運動の影響によって1611年を1単位として22.5度ずつ西と東にスピンしていて、(22.5度×16(菊家紋)=360度)その法則にしたがうとこれからは日本の東経135度線上の地域から新たな文明が起こるという事になり、切り替わったタイミングは、淡路島を震源地とした阪神淡路大震災がおこった1995年1月17日5時46分~だといわれています。

東経135度といえば、天橋立、伊弉諾神宮、天川弁財天などあり、全部何度か訪れていて、必然的に東経135度線のものに呼ばれているとも思えるんですよね。
ちなみに余談ですが、天橋立は、東経135度の淡路島を創った伊弉諾神と伊弉諾神が天の国への階段として作ったものの海に落ちてしまったのが天橋立だと言われています。
天橋立といえば、梯子。梯子といえばヤコブの夢の、天に届くほど高い梯子がひっかかりますが、みなさんはどう思いますか?

では話を戻しまして
カゴメの籠を連想させる京都にある籠神社も東経135度線上にあります。

籠神社は、動画投稿するなんて思ってもいなかった令和元年に訪れていて、ただならぬ雰囲気を感じたのを覚えているのですが、天照大神が伊勢神宮に移られる前にいらっしゃったということから元伊勢といわれ、丹後の国一宮にあたるのが、籠神社です。

伊勢神宮といえば、本殿中央の床下に心御柱(しんのみはしら)という神宮で一番重要なものがあり、長さ5尺で、地上には3尺だけでていて2尺が地中に埋まっているといわれています。

そしてこの心御柱は、言霊学でいいう5つの次元「アオウエイ」で表される人間の心を現わしているといわれ、地上にでているのは、感情の次元のア、記憶や経験のオ、欲望の次元のウで、地中に埋まっているのは、「エとイ」

つまり、今まで隠されていた言霊エの心の叡智が現れることで、天岩戸開きに繋がる正しい道を選択して選ぶという、正しい命の道 である言霊イの道で運営されていくことを、籠の中の鳥として表現していると考えます。

何故なら鳥を別の漢字に当てはめると、
十のコトワリとかいて十里。

十里とは言霊学でいう言霊エだけがもつ、ア・タカマハラナヤサ・ワの10個の言霊が並ぶ天津太祝詞音図のこと。
見える世界と見せない世界の循環、陰陽を現わす勾玉のことではないかと考えます。


また。
鶴と亀は、鶴亀でツルギとも読め、剣とは三種の神器の草薙の剣。
古事記で草薙の剣は、十拳の剣(とつかのつるぎ)のことで、剣も十の数字の判断力、十里であり、心御柱と同じように
ア・タカマハラナヤサ・ワの10個の言霊が並ぶ
天津太祝詞音図のこととされています。


そして後ろの正面は鏡にうつる自分となり、鏡といえば八咫鏡。
八咫鏡といえば言霊学で天津太祝詞そのものです。

つまり三種の神器が象徴する、言霊エの時代が現れるのをかごめかごめが現わしている。とこじつけ考察しました。


現在の欲望や物質文明を象徴する言霊ウが中心のアイウエオで表される天津金木音図の世界から、精神文明を象徴する言霊エが中心のアイエオウの天津太祝詞音図になるということではないかということです。


天津太祝詞音図やら金木音図やら聞きなれないものがでてきてわかりすらいと思いますが、あえて詳しい説明はしませんので、興味がわきましたらコトタマ学について、古事記と言霊で勉強してみたり、コウジさんのサロンで学んで頂いて、自分自身の考えで腑に落ちて頂けるのなら幸いです。


では纏めますと、かごめかごめは、東経135度線上にある場所に皇居が移され、日本から言霊を用いた政ごと、政治による精神文明が広まっていくことを、現わしているという、こじつけ考察でした。信じるか信じないかはあなた次第ですではありますが、

この考察については、現地にいってみたことで目に見えない何かを感じて、御伝えしているんだなぁとちょっとしみじみしました。

ということで、今回もここまできいてくださり有難うございました。
また次回の動画でお会いしましょう。でわでわ。

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