ゲンキ - Ghenki

東京生まれ、京都育ち、関東在住。大学でアート&デザインを中心に勉強中。日本や海外のあちこちを旅したり、絵を描いたり写真を撮ったりしています。noteでは主に旅行記を発信していきます。現在BOOTHにて旅行記マンガを販売中。

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東京生まれ、京都育ち、関東在住。大学でアート&デザインを中心に勉強中。日本や海外のあちこちを旅したり、絵を描いたり写真を撮ったりしています。noteでは主に旅行記を発信していきます。現在BOOTHにて旅行記マンガを販売中。

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5日間普通列車だけで日本縦断した話-1日目

こんにちは。ゲンキです。 今回の記事は昨年3月に「5日間普通列車だけで日本縦断」した時の旅行記的なものになります。 ツイッター等には一切告知せずひっそりと旅していたのですが、そろそろ実施から1年になるので良いタイミングだし一度まとめておこうと思います。 ・ルートと切符まずは今回の旅の概要を説明します。 出発点は鹿児島県、日本最南端の終着駅「枕崎(まくらざき)駅」。ゴールは北海道、日本最北端の終着駅「稚内(わっかない)駅」。その距離なんと3000キロオーバー。 ルートは

    • The colours I "sees"- 北海道の旅と色鉛筆

      僕は旅の最中によくスケッチをする。 なんとなく心に残ったもの、きれいなもの、ちょっと面白かったものなどをスケッチブックに小さく描き残すのが旅行中の癖になっている。 いつもは黒のペンでモノクロの絵ばかり描いているが、今回は思いつきで色鉛筆を旅に持っていくことにした。 いつもと違う画材を選んだのは、向上心や探究心というより、ただ何かが変わることを期待していたからもしれない。どちらにしても、何か明確なビジョンや目標があるわけじゃない。しかし持っていくだけなら大したスペースも重量

      • コミティア149@東京ビッグサイト (8/18)出店のお知らせ

        こんにちは。ゲンキです。 前回のコミティア148に引き続き、8月18日(日)に東京ビッグサイトで開催される「コミティア149」にサークル参加します! サークル名 「ゲンキな旅人」サークル番号 け06b お品書きそれでは、今回頒布する作品をご紹介します。 ①新刊  「コンビニ店員と人々の日常 生活観察スケッチ集」 いつも旅行記やら旅の絵やらを描いている僕ですが、本作は逆に「旅をしてない時」のイラスト集です。 僕は普段コンビニでバイト(主に夜〜深夜)をしており、日々そ

        • 人と人が「チェー」ンする屋台「chè」in静岡市

          2024年1月6日 京都の実家から関東へ戻る道中、いつも通過している静岡県・静岡市に「何か面白いものがあるかも」と思って一泊してみることにした。 前から気になっていた静岡名物「さわやか」の炭焼きハンバーグを賞味しようと思っていたものの、朝から歩き回って体力が尽きかけなので今から人気店に並ぶのは断念した。近くの小さなお店で何か美味しいものを食べたい。 静岡の中心市街地を南北に伸びる青葉通りには、帰宅する人々がまばらに歩く。その横道でスマホの地図を片手に歩き回っていると、な

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        5日間普通列車だけで日本縦断した話-1日目

          帰省のついでに静岡に寄る旅行記

          「そういや静岡ってあんまり行ったことないな」 帰省の寄り道先を考えているときにそう思った。 「帰省の寄り道って何やねん」という疑問にまず答えよう。僕は現在関東に住んでおり、実家は京都である。普通なら新幹線か夜行バスで一直線に行くところだが、旅行に関してタガが外れている僕は東京〜京都間の帰省すらも旅行に変えてしまうことを思いついた。 これまで僕は帰省の道すがら、北陸、信州、志摩などに寄り道旅行してきた。バスの値段が安いからと言って仙台まで足を伸ばしたこともある。寄り道レベル

          帰省のついでに静岡に寄る旅行記

          コミティア初参加の振り返り&通販開始のお知らせ

          こんにちは。ゲンキです。 先日、東京ビッグサイトにて開催されたオリジナルオンリーの同人誌即売会「コミティア」に初めてサークル参加してきました。今回はその振り返りです。 サークル参加の経緯僕が初めてコミティアを訪れたのは2023年12月。当時大学の課題制作、進路への不安、こじらせた自問自答等に悶々と悩まされ陰鬱としていた僕は、せめて何か変化を起こそうと思い立って12月3日開催の「COMITIA146」に一般参加しました。 すると、そこにいたのは僕と同じ「ものを作る」人たち

          コミティア初参加の振り返り&通販開始のお知らせ

          コミティア新刊 旅行記 『千葉のド田舎に導かれて』試し読み

          5/26のCOMITIA148で頒布するオリジナル旅行記マンガ「千葉のド田舎に導かれて」の試し読みになります。 ~あらすじ~ 2023年のゴールデンウィーク、友人たちと行った「ダーツの旅」があまりに刺激的で衝撃的な体験だったので、それを絵と写真と文章で形に残しました。 目的地となったのは、千葉県の中央部に位置する長南町(ちょうなんまち)。 ついさっきまで存在すら知らなかった町に突然行くことになった僕たちは、行き着いた先で不思議なほどに出会って出会って出会いまくります。運

          コミティア新刊 旅行記 『千葉のド田舎に導かれて』試し読み

          5/26コミティア148に参加します!(+お品書き)

          こんにちは。ゲンキです。 このたび、5月26日(日)に東京ビッグサイトで開催されるイベント「コミティア148」にサークル参加します! お品書き 頒布物① 旅行記「千葉のド田舎に導かれて」 今回メインとなる作品は、昨年末に制作した旅行記マンガ「千葉のド田舎に導かれて」です。 2023年のゴールデンウィーク、友人たちと行った「ダーツの旅」があまりに刺激的で衝撃的な体験だったので、それを絵と写真と文章で本にまとめました。 目的地となったのは、千葉県の中央部に位置する長南

          5/26コミティア148に参加します!(+お品書き)

          山を求めて一人旅 烏山・那珂川

          関東平野には山がない。無いことはないが、少ない。どこを見ても山に囲まれている盆地オブ盆地の京都で育った僕にしてみれば尚更である。毎日「山ねえな」と思いながら平べったい土地で暮らしている。 そんな折、大学の景観デザインの授業で「『山当て』の景観を見つけて撮ってくる」という課題が出た。 「山当て」とは 山当てとは、街の景観の一部として遠くの山を意図的に「見せる」空間づくりのこと。 起源や目的には諸説あるが、例えば日本各地の城下町においては街道の向こうに山が見えるような山当て

          山を求めて一人旅 烏山・那珂川

          お知らせ (旅に出ます)

          こんにちは。ゲンキです。 本日2月24日より、僕は中国一人旅に出発します。 西日本ではなく中華人民共和国の方です。個性あふれる各地方の都市を3週間かけてあちこち周り、見たり聞いたり食べたり食べたり食べたりして、3月中旬に帰国予定です。(入国は2月25日夕方。) この期間中、noteの更新が一時的に滞ることが見込まれます。あらかじめご了承ください。 その代わりと言いますか、現在制作中の単発旅行記が一本あるので、できれば来週中ぐらいに投稿したいと思ってます。 なお中国旅行

          お知らせ (旅に出ます)

          イギリス旅行記 全24本制作の一人反省会。

          こんにちは。ゲンキです。 今回は、イギリス縦断旅行記「制作の振り返り」記事になります。 ・旅行記を書く中で考えた・感じたこと ・執筆中に大変だったこととその原因 ・長年続いたスランプとの関連性 ・自分の創作スタイルについて考えたこと ・これからの作風と活動について など、「書く」視点から詳しく振り返っていこうと思います。 ちなみに今回の記事は250円の有料記事です。 旅行記本編をまだ読まれていない方は、ぜひそちらを先にご覧ください(全編無料)。その上で 「お前の旅

          ¥250

          イギリス旅行記 全24本制作の一人反省会。

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          【最終回】イギリスを縦断したら、自分が日本人かどうかわからなくなった

          こんにちは。ゲンキです。 ついに最終回!!!!!!! イギリス旅行記第24回は、日本帰国&旅の振り返り編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施)

          【最終回】イギリスを縦断したら、自分が日本人かどうかわからなくなった

          アジアとヨーロッパが混ざる街 香港 (イギリス縦断の旅-23)

          こんにちは。ゲンキです。 イギリス旅行記第23回は、イギリスのついでに日帰り香港観光してきた編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施) 13:30 

          アジアとヨーロッパが混ざる街 香港 (イギリス縦断の旅-23)

          アイデンティティまでイギリス色に染められた10日間 (イギリス縦断の旅-22)

          こんにちは。ゲンキです。 イギリス旅行記第22回は、10日間のイギリス旅最終日編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施) 8:00 Smart Ru

          アイデンティティまでイギリス色に染められた10日間 (イギリス縦断の旅-22)

          ハードな旅してたらガッツリ風邪ひいた (イギリス縦断の旅-21)

          こんにちは。ゲンキです。 イギリス旅行記第21回は、旅で無理しすぎて体調ぶっ壊し編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施) 19:17 Plymou

          ハードな旅してたらガッツリ風邪ひいた (イギリス縦断の旅-21)

          イギリスには「世界の果て」があった (イギリス縦断の旅-20)

          こんにちは。ゲンキです。 イギリス旅行記第20回は、「地の果て」を意味する場所、ランズエンド編をお届けします。 ~旅の概要~ 普段から鉄道に乗って旅をしている僕は、鉄道が生まれた国であるイギリスを巡ることにした。本土最北端の駅「サーソー(Thurso)」から本土最南端の駅「ペンザンス(Penzance)」を目指す、イギリス縦断の鉄道旅。ここまでたくさんの人や風景に出会ってきたが、旅はまだまだ終わらない。今日も何かが僕を待っている。 (2023年3月実施) 8:30 P

          イギリスには「世界の果て」があった (イギリス縦断の旅-20)