雪国の水道事情(水抜き備忘録)
月の半分だけ雪国暮らしをしております。
2度目の冬です。
この家を購入したとき、水道管は凍結で破裂しており、修復工事が必要とのことで、30万ほど余計にかかりました。
冬に何日も家を空ける際の注意事項はよくよく聞いて、メモして、昨年も家を空ける度にちゃんと実行していたので、身に着いているつもりだったのですが。。
手順はこうです。
1.まず、屋外にある水道の元栓を止める。
2.家の中にある水抜きハンドルを「水抜き」方向へ完全に回す。(結構重たい)
3.キッチンの水栓を開け(もう水は出ない)、お湯側、水側の各ネジも外す。
4.浴槽の水栓を全開にする。シャワー水栓もシャワー側に全開にし、ホースを床に転がしておく。シャワー水栓のネジもお湯側、水側の二つ外す。
5.洗濯機の水道も全開にしておく(常時開いてるので、まあそのまま)
6.洗面台の水栓を全開にする。
7.トイレは一回流す。
8.外の水道2箇所もコックを止水にする
これで良いはずだったのに、わたしは忘れていたのです。浴槽の水は抜いてはいけないということを。
今回帰って来たら、まずキッチンの水栓が凍っていて動かなかった。
家の中で凍っちゃうのかーと驚きつつ、お湯をかければ良いかなと思ったけど、そもそも水が出ないので、やかんに雪を詰めて火にかけてお湯を作った。
お湯をかけつつ、ガシガシいじっていたのだけど、そのお湯が排水口を流れて行かない。
そうだ、不凍液をコップ1杯程度流しておかなきゃならなかったんだ。
そんなわけで、洗面台も同じく凍っていて、水が流れないのでした。
台所の水栓は無理矢理動かしたため、中の部品が損傷し、通水した後漏水する羽目に。
連休ということで懇意にしている水道屋さんはお休み。連休明けに来てもらうにしても、そこから部品発注ということになるだろうから、さっさと自分で部品を手配。
数日後に部品が来るまでは、ポタポタ水漏れしていた。(応急処置用のテープはホームセンターに売っていたのかも知れない)
排水口が流れて行かないのは、ゴミ受けを嵌めたままだったからというのもあり、これもちゃんと外さないとダメなこともわかった。
お風呂は、お湯は出るけど追い焚きができず。浴槽の水を抜いてしまったことが原因。給湯器の中で凍ってしまった。
連休明け、いつものイケメン燃料屋さんが直しに来てくれて、裏庭へは雪の中を泳がなくてはならないというのに、慣れてますから〜と会津訛りで、快く引き受けてくださって。ご苦労様でした。
今年は凍結トラブルが多いとのこと。在宅でも、強風で凍ってしまうとか。
冬は水道管に巻いてあるヒーターが常時稼働している。電気が止まったらおしまい。
とにかく雪国でのエネルギー消費量は半端ない。
薪の消費もすごい。冬支度であんなに積み上げた薪ももう使い切りそうです。裏の薪は雪で取りに行けない〜
ダルマストーブも毎日給油して、あっという間に18リットルなくなる。
省エネ好きなわたしとしては心の痛い暮らし。やはり炬燵が最強だな。