『ペーパーマリオRPG(Switch)』完全クリア所感
久々のnote更新。
個人的な思い出のソフト、『ペーパーマリオRPG(GC)』のリメイク作品『ペーパーマリオRPG(Switch)』が遂に発売!(実はニンテンドーはリメイクとは一言も言ってない。)
とっても楽しくプレイして3日で駆け抜けるようにクリアしてしまいました。
そんな訳で私の感想を思いつくままに書き記してく。めっちゃ多い上に読ませようとする文にしてないから覚悟してね。
あと原作にもちょいちょい言及してるけど記憶100%の語りなので間違えてたらスミマセン。
あとモチロンネタバレもガンガンしてるので注意!
良かった点
原作の良さはそのままに演出の強化と遊びやすさの向上、この二点が本当にエグいくらいに手を加えられている。
めちゃくちゃ多いのでズララッといきます。
演出の超強化!!
・キャラに表情(モーション)が大幅追加
原作はマリオやピーチなど一部キャラだけだった表情変化が大幅追加。仲間はもちろん、モブキャラにも悲しげな表情やびっクリした表情が追加されてる。作り込みヤバすぎだろ!
あと全キャラに後ろ姿が書かれるように。細かいとこも行き届いてる。
・キャラボイス
ボイスというかSE。どうぶつの森みたいなワニャワニャみたいなのがテキストとともに流れる。
しかも種族ごとに異なっておりボム兵はマリオ64のようなSEだったりここも作り込みがいい。
・紙っぽささらにアップ!
オリガミキング準拠にグラフィックがさらに強化。ホワイト将軍を踏んだ時にクシャッとするとこ好き。
・ストーリー中の演出強化&わかりやすく
扉にスターストーンを掲げるとき仲間が全員出てきたり、ユーレイとモアモアのホラー感が増してたり、テックとのダンスもキレイになりステージ7ラストの演出もより良くなってる、ランペル戦前のビビアンがいなくなるのがわかりやすくなってたり、メガバッテンアジトではお風呂イベントが強制になりクスッと来るものに。あと細かいところではイベント中HPが減っててもヘロヘロじゃなくなってるっぽいのも気が利いてる。
何よりラストバトルイベントの応援してくれるキャラが増加!!これはかなりでかい。そしてエンディングも劇場っぽい感じになっており観ていて楽しいラスト。
小ネタではタイトル画面が豪華になったり、アドバンスの起動音や闇の宮殿の裏設定がわかりやすくなってたり。
・BGM超絶追加
ここはガチでヤバい。何曲追加してんの、ってくらい追加されてる。
各ステージごとに戦闘曲が変わったり、中ボスにも専用曲があったり、仲間のテーマ曲も追加。どれもこれもクオリティがエグい。
個人的お気に入りはステージ6の戦闘曲。超オシャレ。
現代風に遊びやすさが超向上!
も~ハチャメチャに多いです。
・細かい演出スキップ
一度見た演出(宿屋や料理など)がスキップ出来たり、ゲームオーバー後のボス戦リトライも戦闘前スキップが可能に。
後は2つ料理やアイテム預けとかもスムーズになった。
・アクロバット数増加
わかりやすい例だとノコタロウのブレイクダンス→決めポーズ(アクロバット)だったのがブレイクダンス(アクロバット)→決めポーズ(アクロバット)になってたり。
・ショートカット土管
原作で散々不満点に挙げられてたショトカ追加。これがもうめちゃくちゃ便利。一部屋に収まってるのも良き。
・手前奥にハンマーが撃てる
ゴンババ戦前のトゲクリが殴りやすくて感動しちゃったよね。
・おたすけヒント
いつでもヒントが聞ける。しかも差分が半端なく、敵がカギを落としただけでも更新される。
・なかまリング
仲間の入れ換えが多いゲームなので、お手軽に変更出来るシステム超ありがたい。
・ものしり確認
一度確認した相手ならバトル中に確認出来るように。相手の防御力を忘れても安心。
・回復ブロックが親切に
全快の時に殴っても反応しなくなった。数自体も増えてる?
・見えない壁の減少
原作では柵を飛び越えられなかったりショートカットしにくかったが、今回はスイスイ移動出来るように。
・初期アイテム所持数増加、アイテムその場使用
所持数が10→15に。まぁそれでもすぐ圧迫しちゃうんだけど。
所持数いっぱいになったとき回復アイテムはその場で使えるようになったので少しはマシになった。
・コイン上限、ボーナスコイン
コインの上限が999→9999に。さらにボスを倒したりするとボーナスでコインが貰えるように。
・逃げてもコインを落とさなくなった
逃げるデメリットがほぼ無くなった。
あとニセマリオ戦では逃げる選択肢が出るようになりサクサクに。
・セーブブロック数増加
きらパンロードのところとかにも増えてて単純に便利。
・お料理リスト
料理しなくても依頼とかで貰った料理が登録されるように。(もしかしたら原作でもそうだったかも)
・チビヨッシーに乗りながら話す、ドア開けられるように
細かいけどこういう配慮が快適性の向上に繋がるのよね。
・カゲがくれ(フィールド)の挙動がスムーズに
特に解除時。すぐに移動に移れて快適。
・敵に連続で絡まれにくくなった
特に顕著なのはオドロン地下のメット部屋。後はシャイン部屋のハンニャーとかも。
・敵の遠距離攻撃がその場ダメージに
バリアーンやカメックとかのフィールド攻撃が先制攻撃からその場でダメージに変更。いちいちバトルに以降しないのでテンポアップに。
しかもハンマーで打ち消し可能。
・ハンマーでクルリン床確認
確かマリストにあった要素。かけら集めが捗る。
・フィールドから落ちにくくなった
いわゆる「おっとっと」。チビヨッシーに乗ると関係なくなるから中盤以降やや空気だが。
・パックンフラワーの挙動変化?
体感だが絡まれにくくなった気がする。
・ヤッツケアタックのBP0に
しかもメールで入手誘導もしてくれる。着け得バッジになり便利。
・コンタクトレンズ
入荷時にメールが来て誘導が親切に。
・パンジーさんの攻撃がわかりやすく?
音符が飛ぶようになって少しガードタイミングがわかりやすくなって気がする。
・土管がAボタンで入るように
新作準拠になった。こっちの方が移動しやすい。
・ウスグラ村のカラス
これはめちゃくちゃ細かいけど個人的に大きかったのはウスグラ村での手前のカラスが透過するようになりドアップで映ることが無くなった。
原作のあれ地味にちょっと怖くない?
・往復するところにショートカット追加
具体的にはゴンババ城のバッジ近くの戻る用土管、ウスグラ村←→オドロン寺院の土管、トロピコアイランドのジャンプ台。
個人的にはオドロンの土管は強引に付け足した感あってう~んな気持ちも無くは無いがまぁ便利になったことには違いない。一回は一人で帰らないといけないしステージレイプにはなってないかな?
・ダンジョンギミック関係
プニ族のシャボン玉が漏れづらくなり、原作ではめちゃくちゃやり直してた記憶があるが今回は一回でほぼ全員飛ばせるように。
他にもウスグラの道の穴が少し奥になり帰りが落ちにくくなったり、オドロン寺院のスイッチが押されきってるかがわかりやすくなったり、宮殿の塔の攻略した部屋が一目でわかるようになったり。
個人的に一番大きいのはやっぱりアジトの移動床が2マス→3マスになってることかな。あれは相当易しくなった。
・闘技場関係
エキシビションマッチの追加で闘技場限定の敵のものしりがやりやすく。また、たまたまかもしれないがオーナーの要求が親切になった気がする。(アイアンシンエモン戦が「仲間の技を使用しろ」が出やすい?とか)要求自体もバトル中に表示され、達成したかもわかるようになった。
・バッジが複数入手しやすくなった?
原作よりもバッジ屋の入荷数が増えてる?また、体感敵のバッジ所持率も上がった気がする。
原作でやや空気だった複数装備システムが少しやりやすくなってるかも。
・100階ダンジョンスキップ
一度50?まで行くと次回以降50階からスタート出来るように。
実際作業感あるだけだし繰り返しプレイに優しい。
・HP5マリオ、レンゾクジャンプ、ムキムキボディ
バランスブレイカーで有名な要素だが、HP5マリオは作るまでに手間がかかる様になった以外そのまま残されてる(ピンチデガンバルの必要モンテが増えた)。
レンゾクジャンプも最強バッジの一つだが少しタイミングがシビア(FPS変更によるもの?)になり、やや弱体。それでも強いが。
ムキムキボディは上限が5になった程度でほぼ据え置き。
これらは救済措置的な側面もあるから、敢えて残してるものと思われる。
追加要素関連
・ナツメーロ
原作BGMが聴けるリメイク作品お馴染み神機能。追加BGMはしっかりそっちが流れるようになっており配慮も抜かりない。
・カラリーナドッグ
唯一の追加料理。原作でもあった会話ネタを拾っている。
昔は組み合わせても失敗するというギャグなのかと思ってました。
・テレサクイズ
なぜ追加されたのかわりと謎だけど嬉しい要素。しかもメチャクチャコアな問題が多い。
ラストの問題は一発で解けたのは11/15でした。
・アートギャラリー、サウンドギャラリー
コンプリート要素。今回のBGMの気合いの入りっぷりは本当に凄いのでギャラリーはありがたい。ちゃーんとナツメーロ対応。
アートギャラリーでは一部原作当時の資料も載っておりファン必見モノ。
・キンピカール
コンプリート要素2。まさかの追加バッジで達成感もひとしお。
・追加ボス
プリンス・マッシュと闘えるのは原作ファンには嬉しい要素。当時からモブキャラ達が「どっちが強いんだ」とか言ってたりしたので遂に闘えるようになったかという思い。
そしてもう一体はまさかのコブロン。色々と語り草なキャラでもあるため、裏ボスのチョイスとしてはかなりナイス。
マリストの没データでは敵でのデータもあり、数十年ぶりに日の目を見たとも言える。
追加ボスはどちらもギミックに寄っており、マッシュは構えにより技を回避したりスーパーガードが必須になっている。
コブロンは攻撃を受けた分タンコブを落としカウンターするように攻撃してくる。
どちらもレンゾクジャンプを露骨にメタっており、ハンマーも必要になってる点が個人的には高評価。
変更されてるけど(個人的には)気にならなかった点と、逆に変更されてないけど不満点に挙げる程じゃない点
ここもまぁまぁ多いので箇条書きでサクッと。
・ハナハナ村の熱いPOWブロック誘導
トゲダルマーで詰まないようにする配慮がエグい。めちゃくちゃ露骨で笑った。
似たようなのではバツガルフ戦前にバツバリアンに使ってねといわんばかりにファイヤーフラワーが追加されてる。
・ビビアン関係
発売前から色々言われてたところだがやっぱり手が加えられてた。かなり丁寧。
・バニーテレサがネコミミテレサに
バニー派だけどまぁどうでもいいっちゃいい。
・ミスター・チンがミスター・チンミに
シェイシェイ言わなくなったりしてるのでそういう点を考慮?
・依頼のヒント屋
使わなかった。
・臨時ショップ追加
大樹前とコルテス戦前。
・ゴロツキタウンの裏路地行く時暗転
原作では酔うという意見もあったらしい。
・ステージ2開始前のプニオ導線
そんな手厚くする必要ある?
・大樹の隠しショップ誘導
まぁ分かりづらかったからね。
・タマゴの待機モーション短縮
試合前に毎回モーション入ってたのが控え室に入った瞬間待機するように、時短になるけど個人的にはちょっと寂しい。
・60FPS→30FPS
これも発売前結構騒がれたけど個人的には全然気にならなかった。
・アクロバットのタイミング
一部変わってるらしいけどわからんかった。
・ガードがややシビア?
単に私が老いただけかも、逆にスーパーガードは少しやりやすくなった気がする。
・追加所持数
初期所持数15になったってことはふくろゲットしたら30か!?→20のままです…
50階潜って追加5だけっておま。
・貫通&全体攻撃ゲー
原作通りと言えばそれまでなんだけども。後半はノコタロウとチビヨッシーばかり使ってた。
・チュチュリーナが弱い
通常攻撃が貫通なのにどうにも弱い、相変わらず空中盗めないし。
一番好きなキャラなので強化欲しかったなぁ。
・イレカエール金策削除、色変更
ややバランスブレイカーだったけど今度は一気に存在価値が無くなった気がする、あと色変更した意味ある?
・達人キノピオ
チュートリアル要員追加はいいと思うけど追加が雑ゥ!無人島にも平然といたときは笑っちゃったよ。
・劇場セット
大分味方するようになってる。氷とかボス戦で出ると有利すぎるような…
霧は相変わらずウザいだけで面白さ向上に繋がってない気がする。
・依頼の報酬
完全据え置き、バランスもあるから難しいところだけど中盤以降は30コインもらったとこで…感あった。ボーナスコインもあるから尚更。
・ジャンプ優遇
相変わらずハンマーが弱い、アイスナグーリするくらいならアイスノチカーラで踏んだ方が強いんだわ。
追加ボスはどっちもハンマーが使えるようになってて良かった。
・バッジ屋システム
段ボールが追加されていちいち話す必要なくなった。いる?って気がしなくもない。
・ピーチの二回ジト目するモーション削除
あれ可愛かったのに。
・サイン増殖バグ消失
まぁバグだししゃーないけど個人的に残して欲しかった、一枚手元に置いときたいやん?
・追加の「遊べる要素」自体は少ない
曲やモーションの追加はエグいけどゲーム的な追加要素は新ボス2体とテレサクイズ、コンプ報酬ぐらい。
ボス再戦も追加マップも追加依頼もないので追加要素目当てに買うと肩透かしかも。
気になった点
あんまり適当な事を言いたくないのでここはちょっとだけ詳細に書く。
リメイク前と変わってない点
・歩くスピードはやっぱり遅い
チビヨッシーが手放せない。けど味方を切り替えて進むゲームだから結果切り替え多すぎてほんの少しダルくなる。これでも仲間リングで相当楽になってるんだけどネ。
マリストではスピンが有能すぎて結局ポコピーが使われないことを考えるとある程度は仕方ないのかなぁ…という思いもある。
・技の解説が結構曖昧
昔はあんまり気にならなかったけど改めてプレイするとすごい気になった点。
例えばガツーンナグーリは通常時より何ダメージ高い、とかタツマキジャンプの竜巻の範囲やダメージはどのくらいなのか、とかジシーンアタックはハンマー交換時に攻撃力上昇されない、とかたいぐんヨッシーは何回攻撃する、とかとか…
「とりあえず一回自分で使って確かめて」スタイルなのが少し面倒に感じた。
でもまぁこれもあんまり細かく書きすぎてカードゲームのテキストみたいになってもゲーム初心者お断り感でるししゃーないところか。
・バトル中、自分のバッジを確認出来ない
「自分でセットしてるんだから忘れんなよ」と言われたらそれまでなんだが自分は結構頻繁にバッジを入れ換えるので「あれ、トゲーヲガードつけてたっけ?」とか「パワープラス何個つけてたっけ…?」となってた。
1の差が大きいゲームなので上の技解説とあわせてもどかしく感じるシーンもあった。
・一部アイテムが使いどころなさすぎる
具体的にはかみなりゴロゴロイレカエールふにゃふにゃくんミニミニくんグルグルめまわし。
この辺は使いどころ無い割に結構拾ったりして道具欄を圧迫する。特に状態異常系はそんなのしてる暇あるなら殴った方がいい。
次点ですいとるチュルルタイムストップねむれよいこよテキヨケール。
この辺りはリターンが大きかったり、攻撃+回復できるなど一応光るところはある。が、やっぱり圧迫することには変わりない。
そもそもこのゲーム、雑魚戦に関しては「殺られる前に殺れ」なゲームなので全体攻撃アイテム以外価値が乏しい。
料理も結構大概だが今回は割愛。
・ゴンババ城に何回もいく羽目になる
初回、かくれんぼ依頼、チュチュリーナ依頼、上向き矢印で計4回もいくことになる。
一応、依頼どっちかと矢印は一緒にこなすことも出来るがそうした依頼に限って要素解放だったりするので解放を遅らせたくないのがなんとも。特にチュチュリーナ。
ゴンババ城は一つ目のダンジョンのわりにかなりギミックが豊富で正直周回が面倒。
「ゴンババ城がやたら広くギミック満載」というのはストーリー的にはそれなり意味がある要素だと思っているのでそこは問題ないのだが周回する際にはネックとなる。
リメイク版特有の気になった点
・バックログがない
開始数秒で感じたガッカリポイント。RPGといえどかなりアドベンチャー色強いゲームなのでここは残して欲しかった。
原作にはあった要素をわざわざ消す意味とは。
・サムズアップ
原作ではマリオのジェスチャーでは「よーっす」みたいな感じの片手を上げるポーズあるのだが今回はサムズアップに差し替えられている。
サムズアップポーズ自体は問題ないのだが一部シーンはやや違和感ある。(例えば闘技場のガードマンに話す時になんでサムズアップすんねん。とか)
ぶっちゃけ大したことない変更点のように思われるかもしれないが、原作ではめちゃくちゃ見るポーズなので尚更違和感。
原作の欧州版でも片手上げポーズは無くなっており、ネットでは「ナチス式敬礼を連想するから削除された」と言われているが今回もそれが原因なのか…?
・空中制御が出来ない
落下中は一切左右に動かせずに垂直に降りるしかない。(慣性が効かない、という方が正確か?)
特にチビヨッシーに乗りながら段差を降りる時に顕著で、原作ではサササーッと降りれる場面でも今作ではカクッ、カクッっと降りるのでこれまた違和感が凄いし単純にテンポも悪い。
・かいてんハンマーが引っ掛かる&先制に使いづらくなってる
原作と異なり、かいてんハンマー中に壁やオブジェクトに当たるとそこで動作を停止する。
動きとしては正しいのだが、狭いところや壁際では先制に使いづらい。
さらに、原作では少しの貯めでもかいてんハンマー判定になってた気がするが今回は貯めきって出さないとかいてんハンマー扱いにならず通常のハンマーで先制することに。
・レベルアップ時のテンポが悪い
具体的にはステータスの回復の辺り。
回復したよ~みたいな点滅がありやたら待たされる。
・テキストの細かい改変
上のビビアン周りとか原子力発電所、画面の前の~とかはわかるけどここ変える必要あった?みたいな改変もいくつか気になった。
一番気になったのはゴンババの「おかしな格好の奴らの仲間だな?」みたいな台詞がカットされてたこと。メガバッテンの面子が落ちるから?
以下その他羅列
スリイベントの台詞カット、クリボーのナンパのくだり変更、ヌルヌル気持ち悪い発言カット、ゴンババの足の匂いのくだり、おならプーがへたれプーに、キノシコワにホレてるのか?カット
演出になるが大樹のチュチュリーナムービーのタイミングが変わってたり、モンテオーネの圧をかけるシーンも変わってる。
後は本当に細かいところ言うとミスターチンミがチビヨッシーに言及するのが初回だけになってるのが少し寂しい。
こうして挙げていくと序盤が特に改変が多く、ステージ4以降はほとんど気にならなかった。(私が気づかなかっただけの可能性もあるが)
・おたすけヒントはもっと色んなキャラが喋ってほしかった感ある
おたすけヒント自体は便利機能で嬉しい点だが、基本クリスチーヌばかりで仲間の能力を使うときだけ「俺ならいけそうだぜ」みたいなことを言うだけ。
どうせなら色んなキャラが喋ってくれた方が一緒に冒険してる感増していいと思うんだけどな~。
総括
原作は本当に大好きなゲームで、リメイクが発表された時は思い出ブレイカーになったり「今遊ぶとそうでもないな…」みたいな気持ちにならないか不安の気持ちもあったが、実際はとても丁寧なリメイクで本当に素晴らしいゲームだった。
気になった点もいくつか書いたが強いて挙げるなら、といったところ。
このゲームを簡潔に表現するなら、『とにかく丁寧』に尽きる。
私はこのゲームの少しゲームが進行する度に街の人々の話す内容が変わるといった作り込みが大好きだ。人に話しかけるのが本当に楽しく、看板の内容が変わってないか確認する時はいつもワクワクする。
エンディング後にラスボス前のセーブに戻されることなく、平和になった世界を歩けるところも堪らなく大好きだ。
かなり尖ったゲームという訳では決してなく、ギラついた刺激を求める人にはやや退屈に思うかもしれないが本当にゲーム・RPG初心者始め、万人に勧められるゲームである。
マリオなのにちょっとブラックさのある展開や、しっかり作り込まれた物語・設定。だけれどやっぱりマリオらしく王道で後味良い終わり方。
本当に素晴らしいゲームを産み出してくれたニンテンドーとインテリジェントシステムズにありがとうの言葉で締めたい。
それでは、今回はこの辺で。
願わくばまたこのnoteでお逢いしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?