『機動戦士ガンダムSEED』を観たぜ(感想記事)
つい先日、映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が公開されましたね。
この記事を書いてる時点で、興行収入20億突破したとか。映画にあんま明るくないけどなんかスゴいってのは伝わる。おめでとう!
そんなこんなで『機動戦士ガンダムSEED』をアマプラで全話視聴しました。別に映画が公開されるから、という訳ではなく
・楽曲をいくつか知っていた
・W主人公物が結構好き
・「そのうち観ようかな~」とずっとやんわり思っていた
とまぁ、こんなフワッとした感じで視聴しました。
結論から言うと…普通にめっちゃ面白かった!
今回はそんな『機動戦士ガンダムSEED』の感想をいつも通りゆるく書いていきます。
ちなみに私のガンダム歴は6~7年前に『機動戦士ガンダム00』(一期二期映画全部)を観たのと、初代『機動戦士ガンダム』を半分くらい観た程度のにわかもいいとこです。
20年前の作品なので今更だとは思いますが、一応映画も公開されたばかりなので以下、ネタバレ注意!
面白かった点
・素晴らしい楽曲の数々
『SEED』を見て一番に感じたところ。とにかく楽曲がいい!
『INVOKE ―インヴォーク―』をはじめとしたOPやEDも勿論ですが、挿入歌が特に良い。
具体的に言うと『あんなに一緒だったのに』『暁の車』『Meteor―ミーティア―』の三曲。(『あんなに~』はEDですが)
どの曲も作中で演出として効果的に使われており、それぞれアスランとキラ、カガリ、フリーダムのイメージ曲として印象深かったです。
・魅力的なキャラクターとその人間関係
多くのキャラが登場し、群像劇として様々な人間関係が描写されてます。
個人的に刺さったのは、『アスランとキラ』『キラとフレイとサイ』『アスランとカガリ』『ディアッカとミリアリア』『イザーク』辺り、ってほぼ全編じゃねーか!
個人的ポイントをそれぞれサックリ挙げてくと、
『アスランとキラ』
親友同士が敵対して悩みつつも殺し合うとかそんなん大好物なんだが?
正直、お互いが各々「昔親友だったんだ」と設定だけ語るだけなので人によっては「なんでそんな入れ込んでんの?」と思うかも知れないけどそもそも設定がおいしいので個人的にはあんま気にならなかったです。
『キラとフレイとサイ』
まず、フレイ・アルスターという女が面白すぎる。彼女が出てくる度にまぁ場面を引っ掻き回してくれるのなんの。私はこういうキャラが大好きです。
めちゃくちゃレイシストで我が儘で嫌いなものを隠そうともしないメンタルはある意味憧れすらします。
あと、一応かなりのお嬢様なハズなのにラクスやカガリのガチお姫様と比べると「クラスのマドンナ」程度の扱いなのも好きです。着飾ったカガリに悪態つくとこ最高。
色々と諸説あるかも知れませんが、私個人としては『SEED』のメインヒロインは間違いなく彼女だったと思います。
私でも聞いたことのあった「やめてよね」事件を通したキラとサイの友情も上手く着地してたと思います。
『アスランとカガリ』
中盤のヒロイン、カガリ。気持ちを隠すことのないカガリはキラやアスランと関わることで、各々の心境に変化をもたらしていきます。彼女もまた物語を積極的に動かしてくれて好きなキャラです。
特に私はアスランとの『出会うはずの無かった敵同士の二人がお互いのことを知ってしまう』関係性がスゴい良かった。上でも書いた挿入歌による演出も良かったし、1話使ってしっかり描写するので感情移入がしやすかったです。
アスランの真面目で堅物なところとカガリの優しく素直なところが上手く噛み合ってるように思いました。
『ディアッカとミリアリア』
ディアッカの序盤の印象が「コイツ地味やな~」と思ってたのですが、後半の怒涛の株価上昇。一気に好きなキャラになりました。
『SEED』のテーマの一つである(多分)「相互理解」がここでも描かれており、ディアッカのアスランに対する「珍しく…てか初めて意見があったな」が二人の成長を感じてとても好きなシーン。
それと、ディアッカの軽口を言いまくる皮肉屋なところ好き。
『イザーク』
彼は人間関係よりも個人としての成長ぶり、というかギャップが魅力もとい卑怯。
序盤は典型的なやられ役の小物と思わせてからの後半以降の友情に厚いところはホントずっこい男。ニコルのくだりとかさぁ!アスランとの和解とかさぁ!
最初は絶対雑魚死するやろとか思ってました。
・中盤以降の怒涛の展開
具体的に言うと、キラがニコルが殺し、アスランがトールを殺し、ディアッカは投降し、アスランは自爆してキラと相討ちになるところ。
それまではとことんキラを精神的に追い込むパートが続いていたため、この辺りで目まぐるしく状況が動きまくって素直に「面白れ~~」ってなりました。『SEED』全編で一番好きな場所かも。
終わりに
というわけで『機動戦士ガンダムSEED』、めちゃくちゃ面白かったです。
かなり描写が緻密で、フワッと見てると「え?どゆこと?」ってなりがちで(特にラクス辺りで感じた)結構難しい…もとい考察のしがいのあるストーリーですし、そもそも約50話とかなり長丁場ですが20年間人気なのも納得の出来でした。
かなり流れで書いてしまったけど魅力が少しでも伝われば嬉しいな。
つーわけで私はこれから『SEED DESTINY』を観るぜ。
それでは、今回はこの辺で。
願わくばまたこのnoteでお逢いしましょう。
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