「部屋」には時間を超える力がある。 換言すれば、部屋には時間を置き去りにする力がある。 自分一人、もしくは他少数の内輪な関係者、家具などのモノ、音、匂い、すべての三次元的空間を構成し、また内包し、閉ざすことのできる内界である。 ここでいう「部屋」とは、現実世界の我々人間の住む、至極一般的な部屋がベースだ。もちろんあなたの今現在住む部屋も、それを模したネットゲームの中のフィールドも、創作の中に舞台として登場する部屋も、四つの壁で囲まれてさえいればどれもが「部屋」であるとい
自作二次創作同人小説『プルキニエ』についての補遺 兼 自分語りです。 ネタバレをふんだんに含みますので未読の方はご注意ください。 ・オマージュ元ネタ 「政府が公園を禁止する」ディストピア小説は『すばらしい新世界』が元ネタです。元ネタの方は政府ではなく○○省という名前です。 瞞訂羅の元ネタは『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』に出てくる「ダイアル」。未来人は感情をも外部装置からインプットして姑息な悦楽を得ています。報酬系狂う~!麻薬みたいだね。 フレンチ食べに行ってや
『serial experiments Lain』というゲームを購入しました。 前から気になっていたゲームで、やっとのこさプレイすることが出来ました。合間合間に少しずつ遊び、感想が溜ってきたので思った事を吐いていきます。 ※ネタバレをふんだんに含みます。ご注意ください。 ・PS1のゲームそのもの 先ず、本作はPlayStation®(以下、PS1)のゲームなのですが、……再生機が!ねえ!PS1も持っているしモニタもある。しかし!赤白黄のあれ!あのキンググリオークみた
私は創作のメモ帳代わりに自分一人しかいないDiscordのサーバを使っているのだが、これはあまりに長文であるために邪魔なのでその文をここに移し閉じ込めることにする。まことにこれはなんのためにもならない雑文である。(Tくんには掲載の許可を得ている) これは新春の季節の話である。(導入) 中学時代によく遊んでいたTくんという友人がいる。コンタクトをとり、Discordを用い久々に電脳会議やマイン・クラフティを行う日々を経て、Tくんは数年前からはじめた創作をしていると知る。