見出し画像

この冬、新型コロナワクチンはごく普通の町中のクリニックはじめ色々な医療機関で打てる

これ知ってました?自分は知らなかったのでとてもびっくりしました。

結論と要点だけ言えば
いま、新型コロナワクチンは各所の医療機関で打てる。
・だいたい予約不要で即日打てる。
・だいたい15,000円~18,000円程度。
・ただし、その医院が接種やってるかどうか電話確認した方がいい。
・自費で打つ覚悟があるなら、接種可能な場所を探しまくる必要はない。
 (わりとそのへんの病院で行けるので)
ということになります。

なぜかというと、新型コロナワクチンが大幅に取り扱いやすくなって、「一般的な冷蔵庫の温度で8ヵ月保存できる」とか「1回で1~2人分に小分けされている」とかそんな感じになってるからですね。
ほんの2~3年前は「マイナス75度以下での輸送・保存が必須」「1回あたり10人分だから10人単位で必ず来る人を集めないとダメ」「だから事前予約制の大規模接種会場が必要」とかだったのに、マジで一瞬でおなじみのインフルエンザ予防接種ワクチンくらいまで便利化されとるんですよ。だから大規模接種会場は必要ないし、超低温冷凍庫も必要ないし、そのへんの町中のクリニックで各自接種をお願いしますよみたいな話になっていると。これ、すごいことですね。

言われてみれば確かに「超低温冷凍庫を各自治体が処分!ついては大学研究室などに寄付します!官製オークションやります!この日程で自力で引き取れる方には差し上げます!」とかニュースでやってましたし、新型コロナワクチン大規模接種会場ができたなんて話は今年は聞きませんでした。(いや、DeNA社が横浜スタジアムで横浜市民向けに接種会場やってるというニュースだけはありましたか。)
これらに加えて、今年は「都道府県で接種会場を設けます」なんてニュースも無かったのは、つまりは「もうそんな大袈裟なものは不要」だったからなんですね。
なので、新型コロナワクチン、定期接種対象者でなく自力で打ちたければ、近所の病院に電話して「やってますか?」と聞いて、やってるなら即注射OKという感じです。ハードルは値段だけ。

いや、何でこんなことを書いているかというと、「新型コロナワクチンは打つのが無茶苦茶大変(情報収集も事前予約も予定調整も何もかも)」という過去の記憶と、「今年から原則有料」「65歳未満は負担額15,000円以上」「今年から大規模接種会場はありません」というニュースが合わさって、自分の中では「65歳未満に新型コロナワクチンを打つ術はほとんどない。諦めろ。」くらいのことを言われているように勝手に受け取ってたからなんですよね。

2021年に新型コロナワクチンが世に出てきたとき、これ打つのにメチャクチャ苦労しました。どうやって自衛隊の大規模接種会場に潜り込もうか、対象になるために住民票を移そうか、なんか遠めの身内でも打ってくれる大企業にツテはなかったか等々。結局のところ、立命館大学の「近隣住民」という枠で打たせてもらえることになり、往復5時間かけてなんとか打てたのですが。(立命館大学様、その節はありがとうございました。)
その後2022年度と2023年度については、市区町村か都道府県ベースで接種できる会場を設けてくれていて、つまりは自治体の情報を追っていれば接種は難しくなかったのですが、今年は自治体ベースで探してもそんな情報は無いと。これは困ったなと思っていたんですが、なんか昨日たまたま健診の結果見てもらいにかかりつけのそのへんのクリニックに行ったら、普通に新型コロナワクチンをインフルエンザワクチンと同じノリで予約なしでやってるんですよね。それで冒頭の話に戻るという訳です。2024-25AWの新型コロナワクチンは「わりとどこでも打てる、問題は金だけ」と、こうお伝えしたい。

まあワクチン、いろいろスタンスはあると思います。断固拒否から絶対接種まで。絶対接種するぞという人はこんなこと先刻承知だったかもしれませんが、意外と「できるだけ打ちたいとは思っているが、どこで打てるか探すのが大変な(のだと過去の経験から見積もっている)ので自費負担らしいし今回はパス」と思っている人、多いんじゃないかと思って書きました。何せ自分がそうだったので。

いいなと思ったら応援しよう!