固定観念
固定:動かないこと
観念:物事に関する考え
物事に対して考え方を変えないこと。固定観念
そんなものは存在するのだろうか。
自分の中での固定観念は存在する。むしろそれだらけだ。不変的なものはある。
例えば、買い物をするにはお金がいる。とか。
それは決められていること。物々交換をしているだけだ。
お金と欲しいものを交換する。
そんなことを繰り返しながら日々生活を送っている。
時間が過ぎることも固定観念と呼ぶのか。何か違う気はする。
固定観念に囚われていたとつくづく思う。
会社ではこうした方が良い。これはこうすべきだ。
そうすることで物事はスムーズかつ効率的に進んでいくのかもしれない。しかし、考えることは完全にやめている。
頼まれた仕事の案件は本当にそうすべきなのか。
互いにWinWinな取引なのか。案件なのか。どちらかが妥協していないか。
少し考えるだけでも違った答えは生まれる。
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」という映画があった。
確かに下から見た花火、横から見た花火の見え方や感じ方は違うだろう。
見た人によっても違うように見えるだろう。
ある人には大きな花火に見える。ある人には儚く見える。
10人いれば10通りの感想や感情がある。
相手のことは考えているか、そんなことをするだけでも違うものが見える気がする。
人と違うことをすること=怖く、不安なこと
大衆心理でそう思うことは過去にもあった。それでもそこに信念や情熱があれば怖くなかった。想いがないと普通のことしかできない。
世界的に有名な人はその気持ちを突き抜けてきたと思う。
何かを目にした時、感じたことが自分の気持ちだ。
それを大衆の固定観念や親の躾でその気持ちを捻じ曲げていないだろうか。
自分にはこう見える。でもみんなはこう言う。だからこうだ。
それでは普通で終わってしまう。
みんなと同じ。
固定観念は言い換えれば「普通のこと。」
何かをするとき、一度考えてみると普通じゃないことが湧いてくるかもしれない。
私はみんなと同じを都合よく使ってきた。
自分を守るために。
でも、それでは満足できなかった。
今は人と違うことも怖くない。むしろ充実している。
普段普通に思っていることを違った角度や視点で考えてみると普段の生活が少しずつ変わっていく。
自分だけ道を歩きたい。