お父さん預かります。
そんな看板を目にした。
この言葉には「お父さんは興味ないから、一人で待ってるよ」
「旅に連れてくるまでが役目だから」
そんな世間のイメージが垣間見える。
確かにそれは間違っていないのかもしれない。
遊園地で一人で待っていると言うと「お父さん役?」
「そこお父さんポジションやん!!」と言われたことがある。
私は家族で旅行に行った経験がほとんどない。
自分の父はそうでない気がするが、そのイメージはなんとなくわかる。
これはある意味日本の文化なのだろうか?
旅行している外国人を見ていると結構家族みんなで行動を共にしていることが多いように見える。
それも、お父さん預かります心理がすでに染み込んでしまっているからだろうか?
家族それぞれに対する役割やイメージはなんとなく世間的についてしまっている。
長男はしっかりしてるとか次男は…とか。
自分が見ているものがどれほど植え付けられたイメージに支配されているのか?と疑問になった。
もっと本質的な部分を見ろとかイメージで判断するなと言われるが、父親も母親も
長男も長女もみんな本質は人間で、それぞれのイメージに支配されている。
その中で、印象を決め、好きや嫌いを決めている。
食わず嫌いもまさしくイメージに支配されている事柄だと思う。
美味しそうじゃないから、好きっていう人が少ないから。
ここでもイメージや多数理論。
お父さん預かりますと言う看板を見て、お母さんも預かって欲しいと思う時あるんじゃないかな〜?
と思っていたら、ちゃんとあった。
でも言葉って面白いなと思ったのはお父さんもお母さんも預かられちゃったよ。
子供だけになったかな?と思った。
「お母さん預かります。お父さんお返しします。」
とかも面白いかも。
小樽で意外なものに出会った。