悪口と陰口
小さい頃から言ってはいけないものとして刷り込まれてきた悪口という言葉。
誰しもが言われたことがあると思います。
大人になるにつれ、陰口という言葉に変わっていた気がします。
どちらともないに越したことはないと思いますが、みんなあって然るべきとも感じます。私も悪口を言ってしまう時はあります。
イチローさんが動画の中で、言っていた言葉がすごくしっくりきました。
「本人の前でも言えるなら悪口は言っても良い」
好き嫌いは誰にでもあるし、あって良い。
嫌いだと面と向かって言えるかどうかの問題。
言えるなら、相手もそれがわかり気をつけるかもしれないし、どうしても変えられないことなら、付き合わないようにすることもできます。
要は、悪いことを言っているなと思うなら言わないほうがマシということなのではないでしょうか。
悪口を言われて気分が良い人は誰もいないでしょう。
嫌なものは嫌だと言える自分であったほうが仲間はできるんじゃないかと思います。
公の場でそういうことを言うとデリカシーがないだの、モラルがないだの言われることもあります。
でも当人がいないところで悪口を言っているほうがモラルやデリカシーはないと感じます。
もしかしたら、悪口を直接言われたことで気づけることもあるかもしれない。
取り方次第なんじゃないかとも思います。
悪口や陰口を助長しているわけではありません。
でもはっきりと言ったほうが良いと思います。
言い方の問題で、注意されているだけかもしれません。
言う側も覚悟を持って言えば理解できることがあります。
悪口を言い方を変えて伝えてあげることも優しさなのかもしれないと。
悪口がなくなれば良いと思いますが、それはないでしょうから。
人のフリ見て我がフリなおせ。
人のことをとやかく言う前に自分を鏡で写してみたいものです。