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アゴには自信があります

小学生のとき、なぜか耳鼻科でアゴの骨の写真を撮ったことがある。そのときお医者さんが「こんな綺麗なアゴなかなかないですよ!」と褒めてくれた。(骨の写真を見ながら)
私は「そうか、わたしのアゴはなかなかないレベルに綺麗なんだ!!」と骨の写真を見つめながら嬉しさに浸っていた。
人生で言われた嬉しい言葉トップ10に入る嬉しさだった。

それからしばらくは、多少嫌なことをされてもアゴに対する自信で乗り越えられた。
「アンタは知らないだろうけど、私なかなかないレベルのアゴ持ってるのよ。フン」
人間、なにかに対する自信があると強いんだなあと感じた小学生の思い出だった。

今後もアゴの自信を保てるように、硬いものを食べて生きていこうと思う。

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