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【駅メモ攻略】GGGは廃線を取りに行く ~予告編

「島崎、わたしはこの駅メモer人生を廃線取りに捧げようと思う」

2024年の夏、知らないおじさんが変なことを言いだした。(ていうか私、島崎じゃないし…

駅メモの廃駅、廃線について

駅メモ!では、2024年8月現在、9,300を超える駅が登録されている。一方で、現在営業している駅は実は9,000駅に満たない。

なぜその差が発生しているかというと、廃止された駅「廃駅」が登録されているためだ。また、路線が丸ごと廃止された場合は「廃線」として、路線のリストに登録されている。

Mr-haruka at Japanese Wikipedia, CC BY-SA 3.0 <http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/>, via Wikimedia Commons

廃線として登録されている理由には大きく2つある。駅メモのサービス開始後に残念ながら廃線となったもの、そしてもう一つが、駅メモのサービス開始前から廃線だったものだ。

後者については、2015年の8月、当時の運営が全駅制覇の難易度を上げるため…かどうかはわからないが、古くは鉄道省から、国鉄、私鉄の廃線の一部を対象駅として登録した。路線の選定基準は正直良く分からない。ただ、もし全部登録していたら、東京都心が都電の停留所だらけになるし、北海道は駅数が倍くらいになりそうなので、そうならなくて良かった、とは思う。

そんなわけで、営業中の路線を全て乗りつぶしても駅メモ完全攻略とはならない。登録された廃駅、廃線までアクセスして、初めて国内全駅制覇となる。また、全駅制覇を目指さなくても、アクセス駅数の称号の最高峰「レジェンドステーションマスター」の獲得を最終目標の一つとして挙げている駅メモerも多い。獲得条件となる駅数は9,100。現在の営業駅が9,000を切っているので、いくらかは廃駅、廃線にアクセスする必要が出てくる。

廃駅、廃線の攻略は、駅メモを極めようとするプレイヤーにとっては切っても切れないものなのだ。

どう攻略するか?

自家用車、バイクで行く

今回、テキストが多くなりそうなので、生成AIの画像を随時入れていきます。

Xのポストを見ていると、駅メモだからといって鉄道にこだわることもなく、必要に応じてマイカーを使って攻略している人を良く見かける。これができる人は強い。攻略にあたって何も心配する必要はないだろう。バイクツーリングで攻略するのも楽しそうだ。

しかし、あいにく自分は自動車免許も二輪の免許も持っていない(証明書代わりの原付免許だけあるけど)。別の手段に頼らざるをえない。

路線バスで行く

自家用車を持っていない自分の最も現実的な解はこれだろう。

路線の廃止の際、代替のバス路線が用意されるパターンがある。当時の路線をトレースしており、駅舎が転用されたバスターミナルを経由することも多い。こういうパターンは、バスに乗っているだけで路線制覇できるので、非常にありがたい存在だ。

ただ、そもそも鉄道が廃止になるくらいの利用状況なので、バスが頻繁に運行されるとは限らない。乗合タクシーで運行される場合もあり、そうなると地元民でない我々が利用するのは困難となる。

自転車で走破!

もし代替の交通手段が提供されていなかったら…自分の足で行くしかない!

廃線跡はサイクリングロードとして整備されることも多い。そこを自転車で走って廃線を制覇しよう、という目論見だ。路線バスと異なり、廃線跡の上を走ることで、往時の風景をよりリアルに体感できるに違いない。

自分は数年前にロードバイクを購入した。

2022年のブラックフライデー、購入直後の写真。

購入の直接の理由はロードバイクにドハマりしている友人にそそのかされたことだが、いずれ駅メモの廃線攻略をするにあたり、ロードバイクを電車で運び、移動先で乗る「輪行」をやると楽しそうだな、と思ったことが購入を後押しした。

駅メモの廃線のうち、特に距離が長い2大路線、日高本線と三江線の攻略に役立てたいと思っている。また、駅メモに載っていない廃線跡を辿るのも興味があるし、現役路線で自転車をそのまま積み込めるサイクルトレインや B.B.BASE で輪行するのもまた楽しそうだ。

距離がそれほどでもなければ、各地の自治体等が提供しているレンタサイクルで攻略するのもありだと思う。

というわけで

駅メモの廃線攻略にあたり、路線バスを使ったり、自転車で走破したりした記録を「GGGは廃線を取りに行く」シリーズとして書き残すことにした。

ちなみにタイトルは2024年の本屋大賞の作品「成瀬は天下を取りに行く」から拝借した。あ、いずれ天下も取りに行かないとな…(駅メモで47都道府県にアクセスした称号が「天下統一」)。

それほど頻繁に更新することはないかもしれないけど、日高本線と三江線の攻略をしたあかつきには必ず旅行記を載せたいと思っているので、長い目で見てもらえるとありがたいです。

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