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アラサー女が鼻炎の日帰り手術した話_前半

こんにちは。都内で会社員をしているさとうなぎです。鼻炎の日帰り手術をしたので体験談をアラサー女+1人暮らし目線で残そうと思いました。結論から言うとやって良かったです。鼻炎で手術を考えている人の参考になれば幸いです。※少しグロ注意です。

鼻炎の始まり

まずは私の鼻炎歴から。私は小学生の頃からずっと鼻炎持ちでした。一応耳鼻科には行っていましたが完治はせず…そして月日が流れ上京し、一人暮らしをしていくうちに市販の点鼻薬に手を出すようになりました。

一度点鼻薬を使用すると使用頻度が増えどんどん依存していきます。鼻炎あるあるです。最終的には1時間毎にしないと辛い体になってしまいました。そんな生活が10年程続き、突然鼻炎レーザーでもしてみようかなと軽い気持ちで耳鼻科へ行ったところ、鼻中隔湾曲症と診断されました。レーザー手術どころでは無かったです。「鼻中隔矯正術」「粘膜下下甲介骨切除術」の手術したら絶対良くなる(しかも日帰りでできる)と言われ、辛い鼻炎生活に終止符を打とうとすぐにOKしました。

※「鼻中隔矯正術」は鼻の真ん中を通っている骨が曲がっていて、空気の通り穴を塞いでいるため切除して通りを良くする。「粘膜下下甲介骨切除術」は粘膜の腫れ(厚くなっている骨、粘膜)を削る。鼻の外見は変わらない手術です。

手術の前準備

日帰りとはいえ普通に手術です。2週間後ぐらいに手術日を決め、その間に血液検査とコロナウイルスの検査をします。結果どちらも問題ないとのことで手術日に備えます。もちろん風邪なんて引けません。ちなみに検査は3,000円もしませんでした。

手術当日

私は午前の手術でした。朝食はもちろんNGです。手術中は簡単な手術着を羽織りますが、出血を伴う手術のため汚れても良いゆとりのある上下離れた服を着て下さいとのことでした。結局服は汚れませんでした。

また、化粧NG、髪が長い人はヘアゴムやピンで留めます。私はヘアゴムを忘れていったので看護師さんに輪ゴムで結ばれました(笑)

他ジェルネイル、カラーコンタクトをしていたのですが特に言われませんでした。※術後すぐはベットで寝るため、不安な人は眼鏡の方が良いかもしれません。

(事前に用意してよかったものなどは次の記事に書いているので是非)

手術開始

事前に鼻にスプレーの麻酔をし、点滴をして手術室に移動します。歯医者にあるような椅子に座り心電図、指に脈拍計を装着し手術開始。
マスクはつけたままで、鼻だけ出します(マスクは看護師さんから渡されました)。その後、鼻の中に注射の麻酔をします。そこそこ痛いですがすぐ痛みは取れます。局所麻酔のため意識はあります。

医者「メス」

看護師「はい」

メスで鼻の中(鼻中隔粘膜)を切開し、骨を削ります。

意識はありますが全然痛くなかったです。内視鏡手術ですし、ガッツリ切開する訳ではありません。親不知を抜いた時のことを思い出しました。

ただ、バリバリバリバリー!トントントントン!と削られている音がすごいので不思議な感じでした。血はたまに垂れるので、看護師さんに「血が流れてきたから拭いて下さい」とか言う位には平気でした。でも手術中にリアクションしてしまうので肩の力を抜けと何回も言われました。

次に下甲介の粘膜を切除します。これは少し熱かったですが許容範囲でした。

そして鼻の両穴にガーゼ+綿球で蓋をして終了。大体1時間半ほどでした。

手術直後

手術直後は病院のベッド(傾斜45°位)で安静にします。この時点で鼻呼吸はできなくなるので口呼吸に変わります。(喉が渇くので看護師さんが飲み物を持ってきてくれました)
手術直後のマスクは血がついていたため、交換しました。しかしすぐに鼻に詰めたガーゼや綿球も真っ赤になり、再度マスクにも血が付くため定期的に交換しました。
そしてびっくりしたのが尋常ではない涙の量です。生理的な涙が出っ放しでした。

私は貧血気味なのか術後具合が悪くなり、一般の人より長くベッドにいました。炎症反応で寒気&熱っぽくもなるので羽織るものがあってもいいと思いました。とても寒かったです。

少し体調が回復し、手術費用を現金で払います。薬代(解熱鎮痛薬)も入れて70,000円位でした。(私はしていませんが副鼻腔炎手術もある場合だと150,000位だそうです)

帰宅後は自分で鼻の手前の方のガーゼや綿球を交換するのですが、それも多めに病院からもらえます。

そして夕方頃電車で帰宅しました。鼻に詰めたガーゼがすぐ赤くなりマスクにも付いてしまうので、家が遠い人は途中で駅で定期的に交換した方がいいです。なるべく満員電車に被らない時間帯が良いです。私は満員電車に当たり本当にきつかったです。

家に着いてからはインフルエンザみたいな症状になりました。ご飯(ゼリー)や薬を飲むと水泳の水抜きみたいになり地味に辛いです。もちろん味はしません。血が出ているため枕を高くして寝るのですが、すぐに綿球が赤くなり1時間毎に交換しました。涙もずっと流れていましたし、口からも血、痰が出ます。そのため手術当日は熟睡できないと思った方がいいです。鼻が詰まって味覚が無いので、血が喉に垂れて来る不快感はあまり感じませんでした。(でも常に吐き出した方が良いです)

鼻がアニメのキャラかってくらいデカくなったので笑えてきて自撮りしました(笑)
※鼻も鼻穴も一時的に大きくなります。

一旦手術当日までの流れになります。

次回は術後の話になります。

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