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わたしたちが「未来のためにできること」

みんなが虹を見て、その美しさと不思議を賞賛したり、見上げたり、あそこにたどり着きたいと夢見たりしている間に、みずがめ座の人々は虹の向こうを歩いている、と言われています。みずがめ座の人々は、未来からやってきた人たちでもあります。ちなみに、アインシュタインはみずがめ座の頭脳を持っていました。過去と未来は真っ直ぐな線上にはないことを彼は「夢で見た」と言い、立証しています。

アインシュタインのように才能を科学者として活かせた人は良いのですが、そうでないみずがめ座の人は、狂人扱いをされることも多々あります。彼だって著名な科学者じゃなかったら、どう見てもただの変人です。以前は、精神病院患者の圧倒的多数がみずがめ座の人だったとも言われています。

未来と変人の星、みずがめ座をわたしは強く持って生まれていますが、以前は鬱々と世界や未来を憂いていました。けれど、星を見るようになったおかげで晴れ晴れとしています。

そんなわたしは、未来/故郷のことを考えながらほぼ常に生きています。合成洗剤を使わない、なるべく地元のものを食べる、手作りする、自然農で草を肥料として活用する、買うものを厳選する、近所や地域の人たちと交流する、世界を旅し学ぶ、などなど色々。

けれど、なによりコレが究極的に未来のため、と思い、努力と実行をしていることが一つあります。

それは「今」を健やかに幸せに生きること。

まず、今と未来はある意味同じだからです。アフリカの言語に未来形も過去形もないのは、そこに意味があるのかも、とも思います。

次に、例えばわたしたち大人が不幸で、いつも喧嘩したり、暴力的に人を殺したり、争ったり、互いの悪口を言って、住んでいる星を汚して、不健康で、いつも疲れていたら?逆に、わたしたちが健やかで、互いに愛し合い、慰め合い、助け合い、満ち足りていて、命に感謝していて、なにしろ楽しそうだったら?

未来そのものである子どもたちは、大人の背中をよ〜く見ています。驚くほど。

だからわたしは、できるだけ自分の背中を汚さないよう努力しています。もちろんたくさんの後悔も失敗も涙もあるけれど、楽しく豊かに愛し合いながら生きてるよ、と、彼らに希望を持ってもらえる背中であれるよう、心がけています。

そして最後の理由は、恐るべし、生まれ変わってきたらわたしたちが「未来」だからです。

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文・バナー写真 by さっか


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