初立ちゴケを経験
自分は絶対にしないと思っていた立ちゴケ。
やっちまいました。😵
家の駐車場の前、歩道近くにてコカしました。
1人で起きあげられませんでした。
今までたくさんのYoutube動画を見ながら、自分には起きない、関係ないと鷹を括っていた立ちゴケ。
起きました。
今回のブログは立ちゴケしたくない同世代のバイカーへのメッセージだと思ってください。
状況を説明します。
車種はNinja250、停止状態で降車する際にバランスを崩したための落車です。
Ninja250にドラレコを取り付けていたのですが、これ自体は大変上手く出来、前後共にカメラの稼働をしっかりと確認できました。
車庫内で作業をしていたので、最終的なカメラ角度を調整しようと車庫の外に出しました。
自宅は6M道路に面しており、さらに敷地と道路までの間に2M幅くらいの歩道があります。
ツーリング帰宅後、いつも車道と歩道の境くらいのところに停車してから車庫入れしているので、今回も同じ場所に停車。
そこまでは今までと全く変わらない動作なので取り回しや乗降で不安を感じる要素がありません。
ところが今回バイクを車庫から出した目的がドラレコの映像確認。
今までのルーティンとは異なる行動です。
ドラレコがACC連動型なので、バイクに跨ってからキーオン。スマホのwifiを繋げてドラレコカメラの映像を確認。
前方も後方も写りました。
そのあと、バイクを起こして映像確認。
作業終了。
この時、いつもの出発時の癖でスタンドを払いました。
ここから手順が狂ってきます。
しばらくカメラの画角をスマホで確認していると、仕事用のSlackにメッセージが入りました。
ついタップして乗車したままメッセージ内容を確認。(他毎に神経を回してしまう)
簡単な返信で済みそうだったのでメッセージを入力して送信。
さて、カメラ角度の確認が終わったという事でエンジンを切って普通にバイクを降車したら、、、
あれ?なんでいつもより傾いていくの?
あ、スタンドが出てない?
あ
ガシャン。
って感じです。
さらに倒したあと、バイクを離れてちょっと困りました。
車道と歩道の間に排水用のスペースが設けられており、車道から歩道まで斜めスロープになっているんです。
バイクはスロープに並行に倒れてしまったので、地面に対して180度より深い角度で倒れているんです。
極端に言うとタイヤが上を向いて仰向けで倒れている感じ。
そうなると引き起こしが大変です。
そうは言っても166kgしかないので車体自体はそれほど引き起こしに苦労するわけではありません。
よっこらしょ。
シートとタンクを持って引き上げを試みたら前輪が回ってしまい車体がズルズル。前ブレーキが効かないので起こそうとすると前方がズルズル動いたんです。
車道と歩道の間だったので砂利などもあった事が敗因でしょう。
ブレーキレバー固定用のバンドがあるので取ってこようかとも思いましたが、通り過ぎるクルマが心配して声がけしてくれるので早く起こさないとなと焦り、玄関から嫁さんに声をかけて出てきてもらい、私がハンドルとブレーキを握って、嫁さんが後ろのシートを持ってもらって無事引き起こす事ができました。
ギズはそれほど大きくはないですが、最初に引き起こす際にズルズルと引きずってしまった事でカウルにキズがついてしまいました。
立ちゴケの状況は選べないので、周囲に迷惑をかけるようであればキズ云々を気にする事なく引き起こしを優先すべきですが、今回は自宅前の歩道側なのでゆっくりと考えながら引き起こす余裕がありました。
1人での引き起こしの練習としては良い経験になりましたが、キズを拡大させてしまう事を考えたら最初から嫁さんに声をかけて引き起こしを助けてもらえば良かったと思っています。
そうすれば少なくともアンダーカウルの引っ掻きキズは付かなかったかなと。
自分のバイクを一人で引き起こすのは当たり前。
そうですね、その通りです。
しかし今回の場合、倒れる際にもゆっくりと倒して置きに行った感じで倒したので、引き起こす時もサッとやればギズは最小限に抑えられたと思います。
無駄にキズを付ける引き起こし方法を選んでしまったんですよね。良い勉強になりました。
経緯をみていただいた様に、不注意が立ちゴケを招いた事にはかわりありませんが、こういったウッカリを含めると立ちゴケを完全に防ぐことは難しいです。
せめて転けた後、周囲の状況が許すならば、周囲に人や車通りがない場合、キズを最小限に抑えるために愛護的に引き起こす手段を選択した方が良いと思います。
ソロツーリング中に倒したならばキズがつこうがなんだろうが自分で引き起こさなければならないんですから、誰かいる時は協力してもらった方がバイクに余計なキズが入らないので良いです。
身体のケガは肘の擦り傷のみですみましたが、二日後に筋肉痛が発症したので普通に事故ですよね。
気をつけなければならない事は言うまでもありませんが、脳内で起こる錯覚までは気を付けようがないという印象です。
ご参考まで。
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