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リンクという愛犬がいた話
2022年9月9日(金)21:30ごろ、我が家の愛犬リンク(ウエルシュコーギーペンブローグ、雄、14歳)が虹の橋へと旅立っていきました。
早すぎて戸惑いも多いが、今までの人生で多くの犬たちを見送ってきたので、症状からある程度の覚悟はできていた。
14歳は犬の平均寿命としては決して短くはない。
「早すぎる」とは、意識が低下してから息を引き取るまでの時間だ。
亡くなる日である9日の午前9時ごろにはしっかりと意識があった。
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朝食を摂らないのでおかしいなとは思っていたが、その後、お昼頃から段々と意識混濁が見られるようになり、ついには寝たきりに。
18時ごろの獣医の往診虚しく、元気だった午前9時からわずか12時間後の午後9時30分頃に息を引き取った。
もともと昨年からDM(変性性脊椎症)を発症していたので後ろ足は不自由であった。確かに車椅子生活ではあったが、DMで容態が1日でこんなに急変するとは考えにくい。
亡くなる4日ほど前に下痢の症状があったので動物病院で診察を受けて下痢止めの薬や皮下点滴、ステロイド剤注射など処置を受けていた。
その際に前立腺癌の疑いがあるので検査を行なったばかりなのですでに転移があったのか、少なくとも8日午後には回復しており散歩は普通に行い、便にも異常はなかった。それだけにこれほどまでの急変には戸惑いを隠せない。
ホット一息したところなのに、、、
*10/18追記
その後獣医師へ生前のお世話に感謝と挨拶がてら病院を訪ねて検査結果を聞いたところ、前立腺がんではなかった事が判明。最期まで健康だった事は飼い主として嬉しかった。結果、死因は老衰ということになる。
最後は意識のほとんどないなか、呼吸不全のような感じで、家族全員に看取られたった一人で眠る様に天国へ行ってしまった。
明日に向けて手製の棺を拵え、長時間保存するために保冷剤を棺に入れてと気を張る作業が続いているためまだ実感が湧かない。
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今は亡骸がリビングにあるので顔が見られるが、やがて喪失感に襲われることになるんだろうなあ。
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子供たちは愛犬が亡くなったと報告する相手がいるようであちこちに連絡している。
私にはそんな相手はいないしそんな年齢でもない。それも寂しくはある。
せめて愛犬リンクがこの世にいたことをここに書き留めることで私のリンクへの愛情表現としたい。
娘が14歳、息子が6歳の時に我が家に迎えた末っ子。
14年の歳月を家族として共に過ごし、ここに書き出しきれないほどのたくさんの思い出を作ってくれたかけがえのない子。
愛犬リンクよ、どうか安らかに眠れ。
また来世で会おう。
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