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KANSHIKI!!!2024.3.19.THU UP

室内にアナウンスが入る、東京108-0014 東京都港区芝5丁目14で
ひき逃げ事故発生!
捜査員はただちに現場に急行せよ!

警視庁鑑識班は一同に部屋から外へ飛び出す。上着を羽織りながらアウターをさらに着込む。もちろん足早につぎつぎと現場に向かう。

警視庁捜査一課、鑑識班、金城徹のことをひとはこういう「千里眼」

次々と捜査員は車に駆け込み交通事故用のジェラルミンケースの道具箱や
ブルーシートなどを若い捜査員が膝に置き現場はまだかとチームの阿吽を確かめる。

現場に到着、すぐに交通課の刑事と現場の状況を金城が確認する。
警察手帳を開いて仕切りに大声を張り上げるのは大野菫だ、いつも金城を叱咤、要求が運河のような女性警察官だ。

「それが車はそこのコンビニの正面に突っ込んで人がいないのよ?」
「うん、わかった今準備する」

「おい若槻2人使って交通課と一車線に道路規制かけろ、お前はそれでいい」

「白戸お前は3人と害者とその周辺をおおまかにナンバリングとマーキングしろ」

大野「大島さんがもうじき現場に到着するそうよ」
「わかった」

大島とは全国47当道府県の科学捜査研究所の頂点に立つ科学警察研究所のベテランだ。

「おい竹内!お前はコンビニの前を視野閉鎖しろ」
「了解です。」

緊急ランプとサイレンがちかづく、白のプリウスが止まって中から大島桐子が白衣に内はスーツでおりてきたそれと同時に白衣をきちっと纏った研究員も二人降りてきた。

「金城さん害者はどうですか?」
「イヤ跳ね飛ばされて捻じれてます。」

「俺は車に向かうんであとよろしくおねがいします。」

「わかりました」

大野が大島にブルーシートに囲まれた東京一等地の幹線道路のど真ん中の箱の中に説明しながら入っていった。

「野内お前は10人連れて「泳げ」」

「わかりました」

野内らは10人一列に並んで競泳のように道路をルーペで凝視しながらおよそ200m区間を遺留物を探すように這いずりだした。

「亀頭ついてこい!」

「はい!」

2人は足早にコンビニに突っ込んだ車に駆け寄る?
「竹内どうだ?」
「いやみたこともない機材が運転席を埋めていて」

金城が頭を掻きむしりながら声をあげた

金城「なるほどこりゃ機体制御装置とハンドルアームだ」

竹内「え?」

亀頭「・・・こちらに何か便箋が神風と書いています!」

「なるほどこりゃリモートだな・・・まいったなこりゃ」


《END》






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