2024.2.23 第5部
「どうも失礼するよ」
警察庁の警察庁長官付きの部屋を横切る、秘書が制止する。
「どちらさまですか?現在会議中ですのでお引き取りください」
「巨視的の時藤です」
「私は相棒の猿渡です」
時藤「部下です」
「失礼しました部下です」
秘書「きょ巨視的!!失礼しました今確認をとります」
「いやまっているので椅子おかりします」
「どうぞ、それではしばらくお待ちください」
秘書長は敬礼してお茶を指示した。
「いやしかし時藤さんがあの警察庁長官 政丸昇様とお知り合いとは、僕は時藤さんに
付いた時もう警察人生は終わりだとおもってました」
「いうね?後輩だよ」
「なっなんと!!やはり噂に聞く、秀才様で21人抜きの大抜擢だとか?」
「うん、かなり優秀だったCIAもFBI研修も通過している」
「がはっ!!やっとツキがまわってきた、すいませんが政丸様に次ぐ人事がまきおこるとおもいます」
「それはうれしいかぎりだ」
お茶をもって第四秘書ぐらいのようなリクルートスーツがお辞儀をしてお盆から湯呑と受け皿を差し出した
「ちょっちょっとまってください、75度になっているでしょうか?時藤様は猫舌でして、どうか今一度検温していただきたい」
時藤「いやそういうことはこの人はしらない、ありがとう」
「はい、しりません。」
「もうしばらくお待ちください」秘書は席へと戻っていった。
「それで何をお調べになろうとおもっていたのですか?」
「うん、まあ長官の話でわかるとおもう」
「なるほど」
「わかってないな?」
「はい」
「まあ今日の現場映像から、想定される背後関係だよ」
「ぐは~~~!!もうそういうところまで進むのですか?」
「うん」
「ではご一緒させていただきます」
「いや、君はココで待っていてくれ」
「えっ?」
《END》