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将来の夢

x(twitter、まだxには慣れない)でネタを募集したところ、オートマタ作家の原田さんよりいただきました。

5年後10年後には「何を作っているか?」という質問ですが、すでに質問の中の松山は作ってますね。そこは確定事項。多分作ってると思います。

今の興味

未来を語るには今の自分を少し語ります。いま取り組んでること。

「作る」を広げたい

siroという会社でさまざまなものを作る仕事をしてます。おかげさまで少しずつ認知され、面白い仕事のオーダーも来るようになりました。結果として「作品」と言えるほど自分の考えを反映したものづくりができています。

この「作品を作る」という言葉について馴染みがない人もいるかと思います。

美大などでは馴染みがあると思いますが、「作品を作る」というのは作家として自立して何かを作ることになります。経済的な自立ではなく、動機の自立とでもいいますか。

自分の周りにはさまざまな作り手がいるわけです。フリーランスの人や1人会社でやってる仲間が多いです。そんな人たちのなかにそこそこの人数「作品を作りたい」と考えてる人がいます。美大で学んだ人はそのアプローチを知ってるので作ろうと思えば作れるでしょうが、実際なかなか作れてやない。技術系の学びの分野出身だと(理系など)、そもそも作品を作るのは難しいのかもしれません。スタディを重ねるにとどまる人も多いです。

そんなのは勿体無いと思う訳です。なので、siroで展覧会をしました。

この展覧会は、今年はちょっと時間が取れず開催できませんが、来年やる予定です。

この活動の裏では、siroの周囲の人を集めたコミュニテイ「siro-lab」もやってます。

作りたい人たちと知り合い、仲間になり、仕事を共にし、作品作りを共にし、切磋琢磨をしていくわけです。

表現の模索

テクノロジーに傾倒して今まで生きてきてますが、もはや時代がテクノロジーを飲み込んでしまったので、それはもう当たり前の空気のようになってきてます。そんな中「テクノロジー」と言う必要は無くなってきました。

そして、自分自身も企画やコンセプトの修行、デザインや見せ方の修行、チームを作り動かす修行などさまざまな経験を経て、扱えるものが増えました。

その力を最大限に生かして表現として強さや秀逸さのあるものを模索していきたい。ここ最近では「時のしずく」が素晴らしいアウトプットとなりました。

こうした表現の模索は自分の中でも再びテーマとして取り組めそうな下地ができてきた気がします。ある意味作家としての活動と言えるかもしれません。

教育、子供の未来

自分を代表するプロジェクトは、「娘の誕生日プレゼントを作る」シリーズです。

このプロジェクトでは、作るということの大事さを娘たちに伝えるというのもありますが、その時々の娘たちの関心を惹くようなことを考えるというこちらのいい機会にもなってます。特に、長女10歳のときのプレゼントでは、さまざまないい経験を娘にもたらしたと思うし、こちらも楽しめました。これについてはまた今度語ります。

未来にむけて

自分が明確に自覚してる興味は以下です。

  • 作ること

  • 表現

  • 教育(モチベーション研究)

5年後10年後

今自分は46歳です。5年後は51歳。10年後は56歳です。

基本的に、ここから先は50歳までは今までと大きく変えずに、真っ当に走っていこうと思います。仕事でも全力を尽くし、新しい活動へも全力を尽くし、家庭や作品作りにも全力で取り組みます。

が、徐々に稼ぐ目的の仕事を減らし、表現のための仕事を増やし、自主の表現活動を年に数プロジェクトこなしていきたい。

それは、50代から加速し、60代でより表現や作品に注力したいです。

多作

決めたことがあります。多作で生きていきます。シリーズで追いかけるものも増やしたい。作品一つで勝負する姿勢は保ちつつ、数をこなしたい。

手を抜くわけではないですが、気軽にたくさん作ることが自分には合ってると思ってきました。なので、多作に傾倒していきたい。

40代でいい作品をできるだけ作り、50代では毎年たくさん作り出し、60代ではさらにたくさん作りたい。これから死ぬまでに100とか200とか作品作れたらいいなと思います。

何を作ってるのか

水のテーマはまだ続きそうです。次の作りたい作品もあります。

新たにレンズによる表現も興味が湧いてます。レンズや光はとても素敵なテーマになりそうです。

音もとても気になる。音楽というより音。音の作品の模索もやってみたい。

木は好きです。木工の道具を揃えてより自前での加工を増やしたいですね。

コラボレーション

自分はコラボレーション好きなんです。人の考えを聞いて刺激を受け、刺激を与えようとし、コンセプトを最大化して表現する。テクノロジーに傾倒してきたからこそコラボレーションの機会は多く、醍醐味は味わえました。これからもコラボレーションはしていきたい。

歳をとっていくと多分自分個人の作品に回帰していくのかもしれないなと思ってはいますが。

自宅をもう一度建てたい。設計によりコミットし、生活の空間を一新する。より創作的で居心地のいい、刺激的な時間を過ごす環境。工房との一体化。

コミュニティの融合もできたらより楽しいかも。

まとめ

原田さん、こんな感じで答えになってますかね。

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