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「高級感」について考えてみる

今日はなんかうまく書けない。これを書く前に下書きを2本書いている。なんか違う感じがするので違うテーマで書くってのが3回目...。投げやりに書くのが難しいお題だが、じっくりと書いてみる。

結構長いこと気にしているテーマだったりする

自分はインタラクティブな何かを作る仕事を多くやっている。なにかセンサーとかスイッチとかを使った入力をきっかけに、映像や音、時には動いたりするようなものを作る。

だが、自分はインタラクティブを推薦しないことも多い。「それって本当にインタラクティブなほうが良いんですか?」とクライアントに聞くこともあるぐらい。

というのも乱暴な言い方をすると、インタラクティブななにかというのはチープに見えやすいからだ。これは見る人によって違うわけだけど、なにか普遍的な要素もあると思っている。

高級だと感じる要素はなにか

高級なものはなにか思い描くとなにが思いつくか。主観だが書いてみる。

「重い」
重いものはたしかに良さそう。軽いよりも重いほうが高級に感じるかも。

「動かない」
重いというのと連動する感じもあるが、動くものよりも動かないもののほうが高級に感じるかもしれない。動く場合も洗練された動きがいい。精度が高い動きだ。ふらふらしたり、よろよろしてはダメ。師範代クラスの動きが求められる。

「本物の素材」
例えば、木目をまといたい場合、チープな印象はフェイクの木目だろう。本物の木の木目である突板もあるが、やっぱり無垢の木が一番高級感はある。革も同じで、フェイクよりは本物が高級である。型押しの革は、素材としては本物の革ではあるがテクスチャーがフェイクなわけでそれは本物ではない。とにかく、本物であるというのは重要だ。

「物質を伴う」
今は形のないものにお金を払うことも多い。ソフトウェアのライセンスなど高価なものも多い。が、なにかやはり物質を伴うもののほうが高級な気がする。これは過渡期なのか。

「洗練されている」
これは尺度としては難しいが、出たばっかりの新しい技術とかそういうのは洗練されているかといわれると、そうではない事がある。ある程度世の中に浸透していくなかで洗練され、一定のクオリティに達した時に高級な製品に採用されたりする。高級なものがコンサバになりがちなのはこのせいかと思う。

インタラクティブを改めて考える

インタラクティブという要素自体は悪くない。もう見慣れたことだし、それにいちいち驚くようなことはない。インタラクティブが洗練した形で取り入れられれば、高級感をだすことに貢献できるかもしれない。が、なにかインタラクティブだと感じた時点で、チープさが臭う気がしてしまう。ばれないようにインタラクティブだといいのかもしれない。(それに費用対効果があるのかといわれると難しいが)

まとめ

高級感を与えるようなものを作る場合、そのモノ自体がどういう振る舞いをすると良いのかということを考えてプランしたほうがよさそう。

3回も書き直したのにイマイチですが、今日はこの辺で。

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最後に書くのもアレですが、この記事のヘッダーにイラストを使っていますが、これは荒牧悠さんのイラストです。以前仕事を依頼したこともあり知り合いました。noteの記事のヘッダ問題について感じておりましたので、荒牧さんに相談しイラストを使わせてもらえるようにお願いしました。今日のは自宅の床壁を撮影し合成してみました。記事の内容がイマイチで、新たなひらめきを待っている姿です。

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