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展示を極めるため「siro lab」をやってみます
4月ということもあって新しいことを始めようと思います。割と気合が入ってる。まずは宣言文みたいな感じで書いてみますよ。
※siroってなんだよって人のためにリンクを貼っておきます。
なぜやるのか
私、松山はこれまでたくさんのものを作ってきました。作家として何かを作ることもありますし、作家のサポートで何かを一緒に作ることもあります。この2つの制作の場合は、「作品」を作りそれを「展示」します。そういう経験を学生のころから何度も何度もしてきました。「展示」というフォーマットにおいて、「どうやったら見る人の心をつかめるのか?」みたいなことを考えてきました。
そういうときに「作品そのものを工夫する」ということもありますが、「展示での見せ方をどうするのか」というのもあります。
そういう展示の機能として適正な解答を導くというときに、なにかそこについて理路整然と語ることってあまりうまくできないように思います。そこを紐解いていきたい!そのためにsiro labをやろうと考えています。
以下、松山の持論を展開していきます。
展示って見てもらうことがまずは必要
メーカーが新しい製品を展示するというときであれ、科学館や博物館での展示であれ、とにかく来た人に見てもらうことが目的です。なので見てもらえるようにしたい。そこから先はいろいろ仕事によって違うわけですが、見てもらわないと始まらないので、ここは必要な要素ですね。いわずもがなですが。
見てもらった先にあるのはなにか
それを解釈すると、私は「モチベーション」だと思います。
メーカーが展示をする場合は、製品の良さを知ってもらって買ってもらいたい。もしくは、メーカーそのもののファンになってほしい。とか。
文化空間の場合は学習に関する場所だったり知識を得るところだったりするわけですが、インターネットではなく展示を見てもらうわけですから、知識をただ得るのではない何かがほしいからやるわけだと思います。
展示を経て何らかの「モチベーションが上がる」というのが大事だと思うんです。「モチベーションを引き上げる空間を作る」それを狙っていきたい!
展示のプロ?siro labってなに?
siro labとは、siroという会社のメンバーとその周辺にいる人たちで構成されるグループです。究極の展示とはなにかを考え、それを実現する方法を模索していきます。
「展示のプロ」というとなにかプロという言葉の定義に一つ「そのスキルで稼ぐ人」というのがあると思います。もちろん仕事なんですが、なにか稼ぐためだけにやってるっていうのは限度があると思っています。稼ぐだけを考えていくと、うまく手を抜くことが重要になってしまいます。siro labで切磋琢磨して手を抜く方法を考えるのではないわけです。当たり前ですが。
いっそ、このsiro labでは、アーティストや研究者のようにお金にとらわれない感覚でやっていきたいと思っています。採算とか度外視で切磋琢磨していくような姿を想像しています。(うまくいきますように)
経験こそが力になる
おそらく展示について極めて行くには展示をやるしかないです。自由度が100%の状態でやるべきなので、そうすると自分たちで展示をするしかないだろうと思います。siro labの活動の一環として「展示をすること」が必須に思えています。
「作品を作って展示する」って学びが多いです。
それをやったらいいなーって思ってます。展示のスペシャリストになるために展示をする。何度もする。
試したいことと方向性は決まった
そして、siroの中と外に仲間がいます。みんなと相談しながらこのことを進めていく。めっちゃ楽しそうです。
メンバー紹介
まず、siroのメンバー。
松山 真也、佐藤 駿次、明石 瀬里奈、加藤 未央、片桐 崇門、柴田 一秀、杉山 雄哉。
そしていつも一緒に仕事をしてる面々に参加してもらいます。
秋山 慶太(ふしぎデザイン)
https://www.fushigidesign.com
右左見 拓人
https://www.behance.net/utakuto6804
渡辺 浩彰(VODALES)
http://www.vodales.com
泉田 隆介(マニュファクチュア)
https://note.com/_poipoi_
永倉 政信(TANGRAM)
http://tangram.to
noteマガジンを作ります
さっそくいろいろな展示における考えを言語化していきます。まずは言い出しっぺの松山が何本か記事を書き、それを伝えていきますが、徐々にsiro labメンバーとの協業でいろいろな記事を書いていこうと思います。思い切って有料マガジンにしてみます。ハードルを高くすることで追い込んでいこうと思います。
新しいこと始めますよ。応援よろしくおねがいします。
※この記事はすべて無料で読めます。以下のラインは気にしないでください。
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「siro lab」が語る展示にまつわるいろんなこと
siro主催のグループ「siro lab」で運営するマガジンです。展示にまつわるいろいろな考えを発表したり、実験したり、解説したりします。
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