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エンジニアリングについて考えていること
割と人生の長い時間を「エンジニアの松山です」と名乗ってきた。最近ではあんまり言わないのだが、言わなくなっただけでベースは変わりない。今日は久しぶりにこの「エンジニアリング」について語ってみる。
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エンジニアリングを調べると「工学」と出てくる。では工学を調べてみる。
基礎科学を工業生産に応用するための学問。機械工学・土木工学・電子工学などのほか、人間工学などその研究方法を援用した自然科学以外の分野のものにもいう。
子供の頃の自分が当時担任の先生から「エンジニア」という言葉を聞いて親に聞いたら「技術者」と教えてくれたのを思い出したが、今聞いても面白そうな学問だなと思う。
基礎科学を応用するための学問。と言われても、内容は全然わからない。
ここはChatGPTに教えてもらいましょう。
エンジニアリングとは、科学や数学の原理を使って、現実世界の問題を解決するための技術やシステムを設計・開発するプロセスのことです。具体的には、ものを作る、改善する、または新しい解決策を見つけるために、理論や実験の結果を応用して、実際に役立つものを生み出す活動です。
例えば、橋を作る際には、エンジニアリングの知識を使って橋が強く、安全で、長持ちするように設計します。同様に、コンピュータプログラムや機械の設計、建物の構造設計、電気回路の設計など、さまざまな分野でエンジニアリングが活用されています。
要するに、エンジニアリングは「科学と技術を使って、現実の問題を解決するための創造的な活動」です。
自分なりの解説
以前書いたことがあるのは、「問題の切り分け」という部分について書きました。
問題を切り分けるのは本当に大事なスキルだと思います。ロジカルシンキングを立派に行いつつも「どこが怪しいのか」という嗅覚を必要とするような経験やセンスがとても問われるスキルだと思います。
ロジカルシンキング
自分の世代の記憶としては「〜シンキング」というと「デザインシンキング」や「アートシンキング」が聞き覚えがあります。思考法として語られていますが、メソッド的なものとしてビジネスの各シーンでもてはやされている気配があります。主にイノベーションという言葉と合わせて語られているでしょうか。
そういう言葉のブームみたいな観点でいうと、自分は記憶してない昔のことですが、1990年から2000年のあたりまで「ロジカルシンキング」という言葉、つまり「論理的思考」という言葉が、ビジネスのシーンなどで流行ったのではないかと思います。
なんとなく、現在、風潮としては「論理的に考えることは当たり前」とされていて、割とみんな身についてる前提として語られ、それよりもさらに「デザインシンキング」などの創造性を伴うような発想をどうやって安定して行うかというフェーズにきてる感じがあります。
今日ここで自分が言うこととしては、「いやいや、ロジカルシンキングもなかなかちゃんとできてませんぜ」ということです。
エンジニア思考
自分の中では、デザインとかアートとか身近な単語ではありますが、それに加えてエンジニアが最も身近です。であれば、ロジカルシンキングを中心として我々エンジニアが扱ってる思考方法を「エンジニア思考」と言ってみましょう。
ベースはロジカルシンキングだと思います。プログラミングの作業を考えるとわかりやすいです。やりたいタスクをコンピュータにわかるように記述する作業ですので、超ロジカルな作業です。でも、考えてみるとわかりますが、言葉で説明するような作業とも似ているので、ひらめきが重要なポイントになる作業でもあります。つまり、ロジカルなだけじゃないんですね。
システムを設計するのも同じように、ロジカルな側面と創造的な側面が必要です。
ChatGPTが言ってるのがとてもいいのでここでもう一度書くとエンジニアリングとは「科学と技術を使って現実の問題を解決するための創造的な活動」です。
まとめ
エンジニアリングは、エンジニアリングだけに有用なことではなく、実は多くの局面で力を発揮する思考方法を含んでいると思っています。ただし、デザイン思考やアート思考と同様に、メソッドを学んだからと言って簡単に使えるようになる思考方法ではなく、知識も経験も伴って、初めて力を発揮するような「習得に時間がかかるもの」だと思います。