【公式】GEX ジェックス株式会社
これまで発売してきた商品たちが生まれた経緯や思い出話をまとめています。
わたしはペット用品メーカーのジェックスでマーケティングの責任者をしています。商品以外にもファンのみなさまとのコミュニケーションにあたる部分をチームで担当していたりします。SNSの運用ではTwitter、Instagram、Facebook、YouTubeの登録者数では業界でもまあまあ、上位にいると思います。 ジェックスの特徴はコミュニケーションに関わるWEB、SNS構築と運用をほぼ内製化していることかもしれません。SNSに触れ合う人はわかると思いますが、特にTwitterな
さて今日はアクアリウム用LEDライトについてお話ししたいと思います。 突然ですが、アクアリウム水槽にLED照明を使っている人、どれくらいいると思いますか??? ジェックスの調べでは、水槽の種類やサイズにより差がありますが、平均すると約30%くらいの人がLEDライトを使っているようです。(当社調べ) SNSなどで見かける水槽レイアウトにはほぼほぼ、LEDがセットされており、明るく水草レイアウトを照らしたりしていますが、使用率で見ると、まだまだ「ライトなし」で水槽を楽しんでいる人
3月3日は金魚の日。1990年に現在の観賞魚事業振興組合が制定しました。江戸時代、ひな祭りに金魚も一緒に飾ったことからこの日が選ばれたそう。 桜の季節には少し早いですが、観賞魚業界にとってはシーズンINのタイミングでもあります。 コロナ禍の影響がなければ、全国のお祭りでの金魚すくいを通して、子供たちが金魚と出会っていたと思いますが、残念ながら金魚すくいの機会は減りつつあります。 今日は、金魚と子供、子供とアクアリウム、というタイトルで少し書いてみたいと思います。 小学生の数
油膜、腐敗臭。熱心な飼育者ほどぶつかる悩みにフォーカス GEX.LABOの研究結果 栄養価が高くメダカはよく食べるが、エサを与えているうちに、水面に白い膜(油膜)が張ってしまったり、水換えのときに腐敗臭を感じた経験はないだろうか。 これは、魚フードの栄養価を高めた結果、水の汚れの原因となる成分まで入り込んでしまったことが原因 ──── そんな仮説を裏付ける、ジェックスラボの研究結果をご紹介。 特にメダカ飼育の場合、”エサ”に工夫をしている人は他の魚種よりも多い。頻繁に給餌
とある販売店さまに商談でお邪魔した際、建物に書いてあった言葉で『創るをつくる』とありました。マーケティングに関わる者として、「あぁ、いい言葉だなぁ」と思いました。 商売の世界では、「売れないものを売るのが営業」なんて言われることがあります。それと一緒で、マーケターは『顧客が欲しいと思うものではなく、欲しい、と気づいていないものを考えるのが仕事』などと言われることがあります。 ニーズやウォンツ、市場調査に消費者調査、定性調査に定量調査などマーケティングに関わる手法はたくさん
ところでみなさん、マグネットクリーナー、お持ちですか? いやいや、そもそもマグネットクリーナーって何、、、という方もいるかもしれません。マグネットクリーナーとはアクアリウム水槽用のグッズで、ガラスの両面から磁石の力でスポンジみたいなものを挟み込んで、コケを落とすお掃除用品。 昔から便利グッズとしてポピュラーですが、今回私たち目指したのは、もっと多くの水槽で使いやすいマグネットクリーナーが開発できないか!ということでした。 ユーザー宅訪問が大きなヒントに開発着手の数年前に
私のように昔アクアリウムにどっぷり浸かっていた人は、水槽の中にある器具と言えば、色は「黒」が当たり前、、、と思うのではないでしょうか。 フィルター、ヒーターなど、今でもほとんどの商品の色は「黒」です。 今回のお話は、この5年くらいの間で新しく生まれた『白いボディのフィルター』の誕生秘話です。 ジェックスのフィルターで白色のものは、サイレントフロー、ラクフィル。ラクフィルは昨年の新商品、サイレントフローは2015年に誕生しました。 サイレントフローはその名の通り、「静か
2020年4月の全国への緊急事態宣言から現在も続くコロナ禍。 オイルショックや円高不況に、リーマンショックなど時代時代で不景気のきっかけは様々ありましたが、コロナ禍では一部産業は成長しているという今までとの違いがあります。 2020年4月の段階ではジェックスもこの先絶対にアクアリウム市場は厳しくなる、と考えていました。それは、お祭りやイベントの休止・中止で観賞魚飼育の入口である「金魚すくい」がほぼなくなってしまう、という事実からです。ジェックスはキョーリンさん、カミハタさん
外部式フィルターメガパワー(MEGA POWER)。今から13年前の2008年にジェックスがオリジナルで企画・設計した初めての外部式フィルターです。 現在(2021/7)のマーケットシェアは約40%。発売当初からは想像できなかった高い支持をいただいています。ドイツ生まれの歴史あるフィルターや、価格帯としてはメガパワーを下回るようなメーカーがひしめく外部式フィルター市場で、どうやって独自の地位を築こうと考えたか、そのあたりをお話させていただきたいと思います。 なんでモーター
みなさまはじめまして。 ジェックスでアクアリウムのマーケティング担当をしています。noteでいったいどんなことを発信するのか、まったくもって手探りな状態でこの記事を書いています(笑) おかげさまでジェックスは来年設立45年を迎えます。昔から魚を飼っている方も、最近飼い始めた方もいらっしゃると思いますが、もしかしたらそれぞれみなさまのジェックスに対するイメージは違うと思います。 私はジェックスで20数年、アクアリウムに携わっているのですが、一番アクアリウムに夢中になっていた