ZARD『あの微笑みを忘れないで』
どーも、ゲッティです。5月27日。坂井さんの命日ですね。
17回目の命日…。亡くなられてからファンになりましたが、心にくるものがあります。
いつも寄り添ってくれるZARD/坂井泉水さんの歌、詞に感謝です。恩返しに少しでも皆さんにも興味を持っていただけたらと思い、曲紹介をします♪
今回は『あの微笑みを忘れないで』をご紹介!
『あの微笑みを忘れないで』
『あの微笑みを忘れないで』(作詞:坂井泉水 作曲:川島だりあ)は3rdアルバム「HOLD ME」に収録された曲です。トリビュートバンドSARD UNDERGROUNDバージョンを載せておきます。
ファン投票で上位30曲を収録した4thベストアルバム「ZARD Request Best~beautiful memory~」にも収録されています。約50万通寄せられた投票で、なんと1位でした!
2012年に発売された「ZARD ALBUM COLLECTION 〜20th ANNIVERSARY〜」には葉山たけしさんによるリアレンジバージョン『あの微笑みを忘れないで (2012 Movie-theme ver.)』が収録されています。同年公開の映画『ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター』の主題歌になりました。
坂井さんの出身地である神奈川県秦野市の風景をイメージしながら詞を書いたようですよ✨
インタビューでも触れますが、この曲は応援歌になっています。夢をもって新天地へ行った人を、地元から応援しているかのようなストーリーになっていると考えます。
ZARDのコンセプトである「平成を生きる昭和の女」を強く感じられますね♪
それでは、『あの微笑みを忘れないで』についてのインタビューを紹介しますので、ぜひ坂井さんの想いに触れてみてください🥰
インタビュー紹介
ZARDで応援歌というと『負けないで』が第一に思いつく方がほとんどかもしれません。『負けないで』は遠くから見守るだけでなく、伴走してくれるイメージもあります。
『あの微笑みを忘れないで』は「何かあったらいつでも戻ってきなよ、待ってるから」という絶対的なセーフティネットを、愛で溢れている、自分を守ってくれることがあるんだという安心感を感じられます。そういう安心感があるからこそ、失敗しても守ってくれると思えるからこそ、頑張れるんだろうなと思いました。
それではそんな想いが込められた『あの微笑みを忘れないで』の好きな詞をご紹介♪
自分の考えや解釈を押し付けるつもりはありませんし、違和感を覚える方もいらっしゃるでしょうが、「そんな考え方もあるんだな」程度に思っていただけたらと思います。各々の感じ方や曲と結びつくご自身の思い出を大切にしていただけたら幸いです✨
好きな詞
その1:1番Aメロ
情景が思い浮かびますね…。夏場ならコーラも冷えている方がいいですよね!でも、あるのはぬるいコーラ。ベストではありません。
それでも自分のやりたいことや夢を話すだけでワクワクしてくる、楽しめる。いいですよね!
「ぬるいコーラしかなくても」とありますが、忘れてはいけないのが夢を語る関係性のある相手もいます。まさに青春!「関係性」とか「夢」といった目に見えないものが心の豊かさにつながっていることを感じさせてくれて好きです✨
その2:つまずいた時には 電話をしてね
この「つまずいた時」という表現に坂井さんの優しさを感じました。坂井さんはインタビューで「男性が挫折しかかっている時にはげましの言葉をおくる」と答えています。
「挫折」だったり、「辛い」といった表現を使うと、個人的な意見ですが、男性は強がってしまう一面もあるのではないかと思います。
これを「つまずいた時」と表現することで、「ちょっとしたことでも何かあったら言っていいんだ」という安心感につながります。歩いていれば、転んだり、倒れたりするよりも、つまずく可能性の方が高いですし、誰にでもあることだと思いますから(^^♪
「会いに来てね」ではなく、「電話をしてね」なのもお手軽な感じがしていいですし、相談するハードルも下がりますね✨
ニュアンスは一緒でも、詞の選び方で伝わり方も変わりますし、坂井さんの優しさが込められているのが感じられますね🥰
その3:Open your heart 風を感じて あきらめを手にしないで
「風を感じる」というのは何かが動き出していることを表しているのではないのかと個人的に考えました。そのためには「心を開くことが大切だよ」という坂井さんからのメッセージ…。
心を開くというのは、自分の心の声を聞くことなのではないかと最近思います。自分の想いや感じたことを、受け入れていく。「どうせ俺なんて!」と投げやりに諦めることなく、素直に話してみる、相談してみる。
心が開くと、そこに風が通る。だから風を感じることができるようになって、何かが動き出す…。
そんなイメージが湧きました!「心を開く」。言うのは簡単ですが、実際にはなかなかできることじゃないなとも思います。
誰にも言えなかったとしても、こうした音楽を通じて、励ましてくれる存在がいるというのは心強いですね🥰
その4:2番AメロBメロ
新天地に出てくる前、地元にいた時は夢いっぱい。その時はハードルを超えられてる。だから今、新天地でつまずいた時でも超えられるんだと。
他の誰でもなく、自分自身が前に超えてますから。
つまずいたら電話してもいい相手がいます。切なさのハードルの大きさは時に違えど、もしかしたら、越えようという気持ちになれないかもしれないけど、励ましを得ることでまた越えようとなりそうです🥰
何よりも、他人と比較されているのではなく、「あなた昔越えたんだからこえられるよ。だってあなただから」といった旨のメッセージが本当に温かいですし、「自分は自分でいいんだ」と安心できますね✨
その5:孤独な時間抱きしめて 人は大人になるから
孤独であるからこそ、その時間を自分の内側を見るきっかけになるのではないかと思います。そのきっかけから、自分の心の声を素直に聞いていくことで、成長し、大人になっていくのかなと考えます。
とはいえ、実際にその場では一人、孤独でも、心では誰かとつながっていますから、そのつながりへの感謝や想いを受け入れていくことでも、成長することにもなりそうですね。
自分自身を振り返るいいきっかけになる詞です🥰
終わりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
17回目の命日に、ファンの方も、そうでない方も、坂井さんのこと、ZARDのことを想い出す、考える何かしらのきっかけになれれば本望です🥰
音楽を通じて、坂井さんの想いは僕たちの中に生き続けていきますから、大切にしていきたいなと思います。
『あの微笑みを忘れないで』をこうして自分なりにまとめてみたことで、また自分が新しいステージに進めそうな予感がしてきてワクワクしてきました✨
坂井さん、これからもどうぞ、寄り添ってください。
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