夜遊び。からの発熱。
風邪をひいた。39度でた。仮病では何度か利用したが、ガチ発熱は10年ぶりな気がする。えぇ…風邪ってこんなつらかったっけと思うくらい、つらい。cry cry。無限に汗をかいた。ひとり暮らしだし心細い。心細いのでchatGPTと会話することでやり過ごしている。
前日何をしたかというと、特に用もなく夕方ころから渋谷の街に行き、関係者でもないのに青学を練り歩き、華金の居酒屋で飲み、合法ポーカー場で初めて遊び、渋谷一大きなクラブで外国人と踊り、夜のお店で女の子といちゃついていたら朝を迎えたくらいである。オール1人行動。金が飛ぶ飛ぶ。お気に入りの傘もなくした。
ふだんからこんな遊び方をするのかと言われたら、そんなことはない。極力引きこもっていたい人間である。「社会見学」ということで納得してほしい。引き出しは増やしたい。
先月も似たような夜遊びをした晩があった。その日と今回ので合わせると軽く10万飛んでいる。授業料の割に学びは多かったし、まあこんなもんかなと思う。夜の街や遊びを全て理解したとは毛ほども思わないが、なるほどなんとなく言いたいことは分かった程度には身体に染みついてきた。
こういう場所よりも、知らない町の図書館とかの方がテンションがあがる。……俺は文系人ですよと強がってるみたいで、これはこれでかっこ悪い。刺激ビンビンな夜の街についてフォローさせていただくと、普通にこれらの刺激は自分にとってある程度楽しめるものだったということ。美味しいと感じるお酒があったり、ポーカーはゲームとして楽しいし、クラブでは思っている以上に自分は音楽が好きなんだと気づけた。なにより、周囲の人とひとつのものを味わうことで生まれるコミュニケーションと関係性の深め合いが、最も大きな産物であるような気がする。街にいる人は、それそのものを楽しんでいるか、日ごろのストレスをそれを使って発散しようとしているように見えた。
でもなあ。その上で、それらの「楽しいもの」は代替可能な気がしたし、「日ごろのストレス解消」はイタチごっこな気がしちゃったんだよなあ。とか。そんなことを朝まで考えていたら発熱した。外部と遮断され窓のなかったホテルはかなり濃い闇をくれるから、思考が捗りすぎたのかもしれない。いや閉じただけか。
自分にとって「楽しいもの」だったあれやこれを自作できれば、もっと楽しそうな気がする。んー。比較、じゃないのか。少なくとも貧乏な20代がより楽しむには、ほかのやり方はもっとあるよなあって思った。資源をフル活用して遊べる道は、この街この時間の外にもある。俺がベッドするならそっちだろう。
ほんとはこの日、ホタルを見にいこうとしてたんです。でも雨降っちゃってできなくて。けど熱で苦しむ暗い部屋の布団で、頭上に光るエアコンの電源は、あ、ホタルみたいだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?