見出し画像

冷凍庫の先に広がる素敵な世界

我が家の冷凍庫には、いつもいいものが入っています。

急いで食べるのがもったいない、美味しいおやつを、わたしはいつも凍らせておきます。そして、思い立ったときに、一つずつ解凍して、一人で静かにいただくのです。

いまあるストックは、こんなラインナップです。

クリスピー・クリームのドーナツが5つ。
チョコレートチップマフィンが2つ。
ミニカップケーキが7つ。
マドレーヌが10こくらい?

箱やパッケージ買いすると、どうしても余ってしまうんです。余るほど買わなければいいんですけど、まとめて買った方が経済的なんですよね。それに「あ、食べたい」と思ったときに、わざわざ買いにいくのも面倒で。

……などと、心の中で言い訳しながら、いつもどさっと買ってしまいます。

そうそう、ストックしているものはもう一つあります。いま、冷凍庫の中でぶっちぎりの魅力を放っているやつ。

文明堂のどら焼きです。

一時帰国中に、空港の中で買いました。時間がきて、アメリカに連れ戻される間際に、手を伸ばして掴んだ最後のおやつです。

やっぱり、アメリカで手に入る無名ブランドのどら焼きとは違って、味が上品です。

皮の部分のほんのりとした甘さと軽さ、あんこの丁度よい硬さとしっとりとした触感。もったいないから、一回に1個で我慢するんですけど、もしいつでも買えるなら2個は食べてる。

ああ、もっとたくさん買ってくればよかった。

いつもはコーヒー派のわたしも、このときだけは日本茶にします。どら焼きと日本茶だけで、こんな至福の時間が作れるなんて、アメリカに来るまで気づきませんでした。

つい先日まで、同じく文明堂のカステラもあったのですが、早々に食べきってしまいました。あんなにぱくぱく食べないで、冷凍しておくんだった。

後悔先に立たず。


参加しています

《久しぶりに日本へ帰ったときのことを書いた記事》


いいなと思ったら応援しよう!