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【アメリカ】誰もがお気に入りの料理に出会えるレストランーFounding Farmers
アメリカに来て間もないころ、夫が連れて行ってくれたレストランがある。ワシントンDCエリアで人気の、Founding Farmersだった。
一号店は、DCのペンシルべニア・アベニューにある。DCエリアを中心に展開し、現在は6店舗を構える。2018年には、全米で最も予約が殺到するレストランとして話題になった。
郊外にある我が家の近くにも、何年か前に新しい店舗ができた。先日、思い立ってそこで食事をしてきたのだが、「やっぱりこのレストラン、好きだな」という結論にいたった。
今日は、この店の魅力を探ってみる。
1 開放的な空間
まず、レストランに入ると、フロアが広い。天井も高くて、気持ちよいほどの開放感がある。
大きな壁にはダイナミックでシンプルなデコレーションが施され、適度にオシャレな雰囲気を醸し出している。
テーブルが一つ一つが大きめで、ゆったり座れる設計になっているのもいい。おじいちゃん、おばあちゃんを含めた家族3世代で食事をしているテーブルや、10人ぐらいの若者グループがわいわいしているテーブルもあった。
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2 誰もが食べたいものが見つかるメニュー
案内された席に座り、メニューを眺めてみると、食べてみたいものがいくつも見つかった。
良い意味で、わかりやすいメニューなのだ。
どういうことかというと、サンドイッチ、パスタ、サラダ、ステーキなど、誰もが好きな料理を見つけられるラインナップなのである。これ、どんな料理?と首をかしげるようなややこしいものがない。
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さらに、アメリカではベジタリアン、ビーガンなど様々な食事制限をもつ人が一定程度いるので、そうした需要に対応したメニューも揃えている。
どんなメンツで訪れても、誰もが食べたい、食べられるメニューが見つかる。これは、多様性に富んだアメリカにおけるレストランとして、重要なポイントの一つだとわたしは思う。
3 おいしい以上の満足感
このレストランには、ほかの店舗も含めて何度も来ている。
でも、ハズレに当たったことが一度もない。それどころか、毎回、想像を少し上回る満足感がある。
例えば、先日注文したチキン・リゾット。
料理が運ばれてくるまでは、チキン・ストックで味付けしたリゾットの上にグリルされたチキンが乗っているような、全体的に茶色い感じのお皿を想像していた。それでも、味が悪くなければ、満足できたと思う。
だが、実際に出てきたのはこんなのだった。
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トマトソースをベースに、上からクリーミーなソースがかかっている。酸味とまろやかなクリームソースがほどよく絡み合って、複雑な味をつくっていた。また、柔らかく調理された鶏の胸肉が、惜しみなくごろごろ入っているのもいい。数枚添えられた青唐辛子のピクルスは、味を切り替える良いアクセントになっている。
これは、家ではなかなか再現できない仕上がりである。味がおいしいというだけでなく、レストランで食べたぞ、という感じが満足感を引き上げてくれる。
◇
このお店は、朝食・ブランチもやっていて、こちらも人気。一号店で朝ごはんを食べたことがあるけれど、朝から結構な賑わいだったのを覚えている。
レストランで食べる朝食は、非日常感が相まってテンションが上がる。いつかレストランの朝食に特化して書いてみたい。
今日はここまで。
読みにきてくださり、ありがとうございます。
《アメリカの食べものについて書いた記事》
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