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サイズへのこだわり
サンダルに関するこだわりの1つにサイズがある。上の写真のように台とかかとがほぼ一致するジャストサイズが好み。完全なジャストサイズではなくても、かかとの先端からはみ出る台の部分が1センチ以内の限りなくジャストサイズに近いものを選んでいる。
サンダルはサイズに関しては自由度が高い履物なので、かかとの先端から台が1〜2センチ程度はみ出るくらいのオーバーサイズ気味のものを履いている人は少なくない。それでも歩くのに何ら支障はなさそうだ。
にもかかわらず筆者がジャストサイズにこだわるようになったきっかけとしては、オーバーサイズ気味のビーサンを履いて雑踏を歩いているときに後ろから台を踏まれ、鼻緒が外れてしまった経験がある。これがトラウマになり、逆にかかとが台からはみ出るくらいの小さめサイズのビーサンを愛用していたこともある(下の写真)。
ちなみ下駄や雪駄などは、下の写真のようにそもそもかかとが台からはみ出るような小さめサイズを履くのが粋とされている。
ジャストサイズにこだわるようになったきっかけは前述の通りだが、今ではそれよりも見映えの点からジャストサイズを選ぶようになっている。
しかし、サイズを巡っては悩ましい事態も起こりうる。例えば最近ネットで購入したこのサンダル。
普通の人の感覚では違和感は感じないかもしれないが、自分としてはオーバーサイズのような気がして結局ワンサイズ小さいのを再度購入した(下の写真)。
こちらはジャストサイズで満足したのだが、今度は鼻緒がややきつめなことが判明。鼻緒は先に購入したワンサイズ大きい方がちょうどよく、見た目を取るか履き心地を取るかで悩ましい状況に陥っている。
ジャストサイズを選ぶと鼻緒がキツ過ぎる問題はSNSつながりのサンダル仲間からも聞いたことがあり、意外とよくある話のようだ。日本人の足は甲高なので海外ブランドのサンダルだとこの問題が起こりやすいのかもしれない。
ちなみに、下駄や雪駄などの和装履物の場合、今でこそ初めから鼻緒がセットされた既製品が主流だが、本来は台にオーダーメイドで鼻緒をすげるものなので、このような問題は生じない。
台と鼻緒が一体的に成型されているギョサンや一部のビーサンでは構造上難しいもしれないが、鼻緒を後付けするタイプのビーサン(下の写真)では、足の形に応じて、例えば甲高の人はやや緩めの鼻緒を選べるようになるといいのかもしれない。
以下、ジャストサイズのイメージ写真を集めてみた。繰り返しになるが、サンダルはサイズについては自由度が高い履き物なので、人それぞれ好みに応じて履くのが一番であることは言うまでもない。