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Myビーサン

ビーチサンダル、通称ビーサン。一口にビーサンといっても様々なタイプが存在するが、ここではゴム製の台に同じくゴム製の鼻緒がついた、上の写真のようなタイプを取り上げたい。

このタイプはおそらく相当昔からあり、構造もシンプルでどれも大した違いはないように見える。筆者も以前はそう思っていた。

元々ビーサン好きで子供の頃から玄関に常備してあったが、履き潰しては新しいものを買っていて同時に何足も持ったことはなかった。

しかし、今年初めにふと思い立って立て続けにビーサンを3足も購入(普通の人は冬にビーサンは買わないのかもしれないが…)。元々あったビーサンと履き比べてみると、こんなにも履き心地が違うものなのかと、意外な奥深さを実感した。

ちなみに元々持っていたビーサンはこれ。

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鼻緒のロゴからお分かりの通り、今最もメジャーなビーサンブランドと言って良いハワイアナス。発祥地ブラジルの鮮やかな緑と黄色の国旗が鼻緒に飾られたモデルもよく見かける。筆者もここ数年ハワイアナスを愛用していた。

そして新たに購入したのはこれから紹介するHippobloo、げんべい、九十九というブランドのビーサン。それぞれのホームページを見ると、三者三様のこだわりが感じられ、実に興味深い。

Hippobloo

Hippoblooのこだわりは天然ゴム製で手作り、といったところ。さらに「マシュマロように柔らかい」いうキャッチコピーも目を引く。

ネットで注文して届いたときの写真がこちら。

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まず、巾着袋付きというのがいい。筆者はどうしても靴を履かないといけない用件が終わった後の履き替え用としてビーサンを持ち歩くことがあり、この袋はとても重宝している。

「マシュマロのような」とは一体?と興味津々で履いてみると…

その例えに偽りなしでこれまでに経験したことのないふわふわした履き心地。しばらくハマってこればかり履いていたほど。下の写真は購入して間もなく、2月頃に10キロ以上ビーサンウォークした後。さすがに足は汚れたが、鼻緒ずれなどのトラブルもなく、無事に生還した。

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Hippoblooのビーサンは台が柔らかいので、履き込んでいくと足形に凹んできて(下の写真)足に馴染んでいく感覚がある。

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それまで履いていたハワイアナスのビーサンは台のゴムが硬めなのか、底が相当すり減るまで履き込んでも足形はほとんどつかなかったが、Hippoblooはあっという間に足形がついた!

げんべい

げんべいは御用邸のある風光明媚な神奈川県葉山町に数店舗を構え、地元湘南のサーファーをはじめ有名人にもファンが多いことで知られる。ビーサン界隈では有名な老舗ブランド。ネットでも購入可能だが、せっかくなので店舗に足を運んで購入。店舗に入った瞬間、その品揃えの多さに圧倒されながらチョイスしたのがこれ。

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しばらく台も鼻緒も黒のビーサンばかり履いていたので、ちょっと趣向を変えてみようということで台が黒、鼻緒が茶色という組み合わせに。

げんべいビーサンの目を引くキャッチコピーは「自分の足形に育てるビーチサンダル」。

筆者のビーサンはホームページの写真にあるような域にこそまだ到達していないが、履いているうちに足形に台のゴムが削れてくるのがわかる。

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げんべいビーサンの台はHippoblooほどふわふわではないが、ハワイアナスよりは柔らかめの印象。フィット感に優れて足に馴染む感覚があり、Hippoblooとは違う意味で歩きやすい。やはり10キロ以上歩いても鼻緒ずれなどのトラブルもなく、評判通りの優れモノと言っていいだろう。

九十九(つくも)

九十九のこだわりは日本製で昔ながらの製法による手作り。安価な輸入品に押されて長らく途絶えていたビーサンの国内生産を復活させ、神戸市長田区の地域振興にも一役買っているそうだ。

今回購入したのはこちら。ネットでの購入。ビーサンの台に使われるゴム製のカメをかたどったキーホルダー付き!

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それまでは黒の台に鼻緒も黒か茶のダークカラーのビーサンしか持っていなかったので、久しぶりにあえて少しカラフルな組み合わせをチョイス。ちなみに台と鼻緒の色は注文時に自由に組み合わせが可能。

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履き心地としてはげんべいに近い感覚か。こちらは一番最後に購入したこともあってまだあまり履いていないので、これからしっかり履き込んで馴染んできたときの感触を確かめたいと思っている。

















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