お礼は三回でチャラの極意
学生にお礼は、三回って教えている
就職したりすると、職場や上司などから、飲みに誘われることがある、最初だけでもご馳走になるってものだ
そんな時、その場でお礼を云う、店を出る際や解散の時とか、支払ってくれているかたに向かって、お礼を云う
この二回のお礼は、多分常識の範囲だろうけど、例えば、翌日、出勤したらすぐに、職場で大声で、お礼を云う、昨日はご馳走さまでしたって
ここで大事なのは、この三回目で、これでチャラってことだ、おごられると、少し感情にブレがくる、一生懸命なフリして働かなきゃとか、なのにあれだけかよ、とか、迎合している様で、小さな自尊心が傷ついたような感じになって、これまた不愉快になってくる
実は、ご馳走した側にも感情のもつれの様なものがある、折角ご馳走したのに、なにあの態度、とか、もっと仕事しろとか、逆に変に気を使われ過ぎると、これまた、次回を要求しているのかなぁ、安い居酒屋で悪かったかなぁとか
これらを全てチャラ、50対50にしてくれるのが、この三回目の御礼
これでいつもの自然体で仕事ができるのだ
ところがウチの娘から、奢ってあげたのに、その場の御礼すらなかったよ、私はいままでお父さんの言い付け通りお礼は、三回を守ってきたのにと言われた
うーむ、本とお金は、貸したら忘れなさいと云う格言もあるのだけど、ご馳走することも入れる時代になったようだ