仕事のための方法論 その 12 成功
岡本吏郎著 成功はどこからやってくるのか? フォレスト出版2004年11月
この本には、資本主義のさだめのような、業のようなことがよく解説されている、称して、同質化
儲かるものは、マネされる、そうすると、初めは、少数が市場に投入されているうちは、それなりに高くても収益もあり、成り立っている
ただ、資本主義のもと、この同質化の圧力に耐えられないので、やがてどこもかしこも、同様なもの、サービスが現れて、個々には食べられ無くなって行くと著者は、言う
さて、時間軸でも疑問があるが、空間軸でも少しついて行けないところがある
同質化は、起こるのだろうけれども、あまりに一次元的ではなかろうか
時間の遅れとか、空間の広がりの遅れとかが、その人の一生の、どこで関わり合うかで全く違う結果になるだろう
ただ他人のマネをしても、やがては、淘汰される側に立つことになる、要するに楽して儲かると言われていることに、飛び付いても、そんなことは、資本主義である限り、要するに成り立たないと言うことのようだ
ただ時代にとり残された地方は、存在していて、ほんの少しの間は、食べて行けるのかも知れない
成功した人の後をどんなにトレースしてもほとんど何も得られないと言うことらしい