仕事のための方法論 其の②
デビット・アレンさんの本は、ちょっと古いかも知れないし、多分、当時、タグチメソッドなどの日本全盛期だったのかも知れないが、著書の中に多分、合気道の塩田剛三先生が出て来る
それは、舞のように小柄な先生が大男をちぎっては投げ、ちぎっては投げを見て、この様に仕事をこなせないかと思ったと書かれている
其の①で書いたのだけれど、書き出してみることによることが第一歩と書かれている
この書き出すことは、いわゆる五月病対策で有効な手法で、要するに頭の中を空っぽにすること、要するに脳内伝達物質の消費を減らすことが出来るのだ
アレン氏は、書き出したものを、カテゴリーに分ける、直ちにアクションが必要なのか、単なる情報か、将来なのか云々、そして優先度をつけてゆき、実行してゆくと書かれている
日本語訳も出ているようだけれど、まずは、この第一歩とKJ法で充分だ、要するに自分の仕事や悩みを客観視して、頭を空っぽにして、優先順位をつけて、上から処置するだけなのだ
これは、多くの方々がマスターしておられると思うけれど、こんな単純なことで、五月病が直り、とりあえず仕事は進むのだ