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どうした!家康 瀬名姫、築山殿 再々考
人気だつた鎌倉殿の13人に続き、紫式部への期待の狭間で、家康という、ある意味、評価というか、古狸のイメージが強い人を描く大河ドラマということで、意外、想定外、そう視聴者を裏切る
冒頭のタイトル画面も毎回変えて、いや、チラリとイントロ、規定路線じゃない、中々楽しい、蟹🦀マークの浴衣とか、ひ弱な家康、いろんな??をいれていて、終わってから、YouTube、山岡荘八、信長、秀吉などなど、楽しみだった
築山殿と嫡男信康の処置は、神君家康から観ると、不思議、黒歴史そのものにしか見えない、だから、どう描くのか、ずーっと楽しみにしていた
後から振り返って勝者が描く、ましてや神君、神様にしてしまっては、築山殿を悪女とか書かざるを得なかったのだ、これを裏切って欲しかった
確か家康は、本妻は、築山殿だけだったし、信康も含め菩提は、手厚く葬っている、山岡荘八の家康の本が分厚過ぎて出てこないのだけど、あの義理堅い、裏切ることが無い家康のイメージ、そして、瀬名姫の理想を追い求めて徳川の300年の平和を築いた
処置をするまでの瀬名姫、信康には、どれだけの問題があったのだろう、一緒に生きた人々にとってどんな落度があったというのか
謎のままでも、まだ良かったかも知れない、さらりと後の世の家康の行いで証明してほしい
家康のセリフに入れたり、後の世の文章を入れたり、全く悪女では無い、ヒステリーだったとかじゃない正妻として描いているのに、歴史考証か何か知らないけど、あんな説明は、この事が未消化、むしろ改悪でしか無い
後世、しかも何十年も経っての文章などに縛られては、せっかく、一姫二太郎、跡継ぎを産んだ正妻をあれだけ理想的な賢婦として描いたのだから、裏切って欲しかった
戦後の家康ブームの再来を願う