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一年の計は元旦にあり! コンパスを再確認する

おはようございます、そして2025年あけましておめでとうございます! 「時は金なり、とも稼ぎ」根太幸吉です。

新しい一年が始まる元旦は、自分の進むべき方向を確認し、ブレない方針を立てる絶好の機会です。「一年の計は元旦にあり」ということわざが示すように、このタイミングで自分自身のコンパスを再確認することで、一年間をより実りあるものにすることができます。今回は、自分の軸を明確にするためのステップを紹介しつつ、私自身のコンパス「助愚」という考えについても触れていきます。

自分自身に迷わないための方針確認ステップ

  1. 価値観を振り返る
    まず、自分が何を大切にしているのかを見つめ直しましょう。紙に「自分にとって最も重要なことは何か」を書き出してみると、普段は意識していない価値観が浮かび上がります。たとえば、家族、成長、自由、挑戦、平和など、キーワードを挙げていくと良いです。

  2. 目標を具体化する
    一年間で達成したいことを具体的に挙げてみましょう。「健康的な生活を送りたい」では漠然としていますが、「毎朝30分ウォーキングをする」や「体重を5kg減らす」といった具体的な行動に落とし込むと実現可能性が高まります。

  3. 過去を振り返り教訓を得る
    昨年の出来事を振り返り、成功したことや改善すべきことを整理します。どのような状況で自分が迷ったのか、その原因を探ることで、同じ過ちを繰り返さない方針を立てる手助けになります。

  4. 自分のコンパスを言語化する
    自分の行動の基準や信念を一言で表現してみましょう。これが迷ったときの指針となります。たとえば、「誰かの役に立つ存在になる」や「日々少しでも前進する」といったシンプルなフレーズが効果的です。

  5. 具体的な計画に落とし込む
    最後に、目標を達成するための具体的なステップを立てます。1ヶ月ごとの進捗目標や、毎日のルーティンを計画に組み込み、進捗を見える化することが大切です。

私のコンパス「助愚」

私自身のコンパスは「助愚(ジョグ・JOG)」という言葉で表現されます。これは「愚公移山」という中国古典の『列子』にある故事成語が由来です。

物語の舞台は中国のとある山間部。あるおじいさんの家の近くに太行山と王屋山という2つの大きな山があり、これが村の交通の邪魔になっていた。そこでおじいさんは「そうだ、山を削っちまおう」と思い立つ。普通だったら、「いやいや、それ無理でしょ」って止めるところなんだけど、おじいさんは真剣そのもの。家族に相談して山を削り始める。

もちろん村の人たちは大笑い。「そんなの無理に決まってるじゃないか。山なんて動かせるわけがない!」と茶化す者もいれば、冷ややかに「年寄りの戯言だ」と呆れる者もいて、愚公(おろかさん)と呼ばれるのもそれが理由。でもおじいさんは意に介さず「いやいや、山を削り続ければ、そのうち俺が死んでも子孫が続けるさ。いずれ山はなくなるだろう」と言い放つ。

そんなこんなで作業を続けていたところ、これを天界から見ていた神様たちが、「おお、このおじいさん、本気だし根性あるな」と感心。最終的には天が手伝って山を動かしてしまう。

千里の道も一歩から。ビジョンが壮大すぎて無謀に思えることでも、少しずつやっていけばいずれ達成できると分かっているなら、まず着手して継続することが何よりの力になるとこの話は伝えている。

このエピソードにヒントを得て、助愚という言葉には愚公のように大きなビジョンを掲げた人を助ける存在でありたいという思いを込めています。私は自分が大きなビジョンを掲げることは得意ではありませんが、他者の理想を実現するためにサポートする役割を全うしたいと考えています。

「助愚」の理念を形にするため、以下の方針を心がけています。

  • 他者の目標を理解する
    他者が何を目指しているのか、その本質を理解しようと努める。

  • 現実的なサポートを提供する
    相手の目標達成を妨げる障害を共に乗り越える方法を考え、実行に移す。

  • 自己成長を怠らない
    他者を助けるためには、自分自身も成長し続ける必要がある。読書や学習、健康管理を通じて自分の能力を高める。

  • 「思考パーキングノート」活用法ブラッシュアップする
    注意・関心を対象に向けるためのツールである「思考パーキングノート」を誰もが簡単に利用できるように活用法をブラッシュアップする。

この考え方は、日々の仕事や人間関係の中で活用されています。特に、困難な状況に直面したとき、自分がどう行動すべきかを迷った際には、「助愚」の理念が行動の指針となります。

元旦に自分のコンパスを再確認することで、一年間を通じて迷わずに進むことができます。価値観や目標を振り返り、具体的な計画を立てることで、自分自身をしっかりと導く方針が見えてくるでしょう。私自身のコンパスである「助愚」のように、シンプルで実行可能な理念を持つことが、安定した歩みを支えてくれるのです。今年の元旦、ぜひ自分のコンパスを見つめ直してみてください。

というとこで、幸吉でした。
今年もご安全に、時間とお金をともに稼いでいきましょう!

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