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違和感とつきあう練習をしてみる

おはようございます! 「時は金なり、とも稼ぎ」根太幸吉です。

日常生活で抱いた違和感を見過ごしたり、慣れてしまったりすることも少なくありません。違和感に気づき、それをしっかり持ち続けることは、物事を深く理解し、自分の考えを磨くための重要なステップです。今回は、違和感を感じやすくする練習方法と、その違和感を維持しつつ考えを深める時間稼ぎの方法をご紹介します。

1. 思考パーキングノートで違和感を捉える

違和感は明確な理由が分からないまま心に残る感覚です。この感覚を思考パーキングノートに記録することで、感覚を逃さず保ちつつ頭の中を整理できます。

思考をパーキングする習慣をつける

違和感を覚えたら、思考パーキングノートに内容を書き留めましょう。特に「どんな状況で」「何に対して」違和感を感じたのかを記録します。この際、時間や場所もメモすることで、後で振り返りやすくなります。これにより、その場では違和感を深掘りせずとも、冷静に考える余地を確保できます。

思考の流れを追跡する

違和感を記録するだけでなく、その時感じた関連する考えも一緒にメモします。思考パーキングノートは「ひとまず考えを置いておく場所」として活用し、過剰な負担を防ぎます。

2. 違和感に慣れないための注意

違和感に慣れてしまうと、それが新しい基準として受け入れられてしまいます。これを防ぐために以下の方法を試してください。

新しい視点を取り入れる

自分とは異なる立場や意見を持つ人々と話をすることで、違和感の感覚を鋭く保てます。他人の視点は、自分では気づけない違和感の理由を補完してくれることがあります。

距離を置いて考える

違和感を覚えた対象から一時的に距離を取ることで、感覚が麻痺しないようにします。数時間または数日間そのことから離れ、冷静な状態で再び向き合うと新たな気づきが得られることがあります。

3. 違和感を維持するための時間稼ぎ

違和感をすぐに解消しようとせず、じっくりと持ち続けるためには時間を稼ぐ工夫が必要です。

思考パーキングノートに未解決の「問い」を保存する

違和感の原因が分からなくても、「なぜこれが引っかかるのか?」という問いをそのまま書き留めます。この問いを後でじっくり検討することで、無理に結論を出さずに考える余白を持つことができます。

類似のケースを探して書き足す

同じような違和感を覚えた事例を探し、それをノートに追加します。これにより、自分が抱えている違和感の背景やパターンがより明確になります。

定期的に振り返る

思考パーキングノートに記録した内容を定期的に見返しましょう。これにより、記録した違和感を忘れることなく、解決や発展の糸口が見えてきます。

4. 違和感を解消しないことの意義

違和感を持ち続けることはストレスに感じられることもありますが、それには大きな意義があります。

深い洞察を得るきっかけになる

表面的な違和感を無理に解消せずにいると、思いがけない深い洞察につながることがあります。それは、物事の本質に近づくチャンスです。

新しい行動や選択を促す

違和感を意識することで、これまでとは異なる選択肢を検討するきっかけとなり、新たな成長の機会を得られます。

思考パーキングノートは、違和感を記録し、持続的に考えるための便利なツールです。違和感に気づき、それを見過ごさず維持するための実践を続けていけば、より深い気づきや洞察を得られる力が養われていくでしょう。

というとこで、幸吉でした。
今日もご安全に、時間とお金をともに稼いでいきましょう!



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