サッカースクールで、会話してると選手が…「えっ!?」って…
週一回のサッカースクール、担当するのは小学校5年生。
分析を学び、言語化を学ぶ日々ながら…
スクールで取り組もうとしているのは…「会話」
ただ単に、子供達とお話をするのではなく、サッカーでの会話をするということ。
コーチと選手、その関係からプレーを通して会話出来るようになるのは簡単な事では無い。
自分の中にある「なぜ?」や「どうして」を言葉にして発する。
丁寧に積み重ねてきて、やっと最近子供達から言葉が出てくるようになってきたかな…
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ボールと自分…自分と相手…アクションとリアクション…そして、自分と仲間へと…
サッカーとは? を語り、言い続けるワードがあり、良い習慣へと成長させていく。
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ミニゲームでの、5vs5…今回気になったのはゴールへの意識。
フィールド3(アタッキングサード)でもパスを選択するプレー。
「なんで相手ゴールに近いのに、ゴールを狙わないでパスをするの?」
すると、ひとりの選手から…
「相手のDFが邪魔をしたからパスするしかなかった」と…
「なるほど~」
「じぁ今度は立っている場所を変えてみるのも良いんじゃないかな~」
「ゴールの方向を見たとき、相手選手がいるんだったらシュートは打てないな~、だったら相手選手のいない場所まで動いたらボールを受けた後すぐにシュートが蹴れると思わない?」
その言葉を聞いて…
「えっ!?」
彼は目を真ん丸にして驚いたんです。
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後で話を聞いてみたら、所属しているチームのコーチから「パス」「ドリブル」「シュート」などの指示をいつも受けているとのこと…
それらは全て、ボールを持ってからのプレー。
だから選手達が選択し判断するのは、ボールを持ってからのことばかり。
周りを見るのもボールを受ける直前。
日々の積み重ねでそれらが習慣となっている。
良い準備のために…
良い習慣のために…
スクールで何が出来るのか!?
もっと会話を積み重ねて行こう!!