サッカー…選手は「要求」してるのか!?

全国高校サッカーの組み合わせが決まりました!
こらからどのチームも初戦に向けてしっかりと準備をすることになりますね

今回、少しサッカーのことについて書いてみます。
諸説ありますが、自分なりの解釈ということで…

…「要求」と「覚悟」について…

まずは「要求」から。

FWの選手から…「どうやってこのチームで点を入れたら良いのかわからない」と質問されることがある…。

そんな時は逆に聞いてみる…
「君の得意技は何?」
そして…
「どんなプレーだったら確実に得点できる?」
と…。

得意な足は「右」「左」どっち?
ボールを受けるなら「足元」「スペース」?
DFの「表」「裏」?
ヘディングの高さは?
走るスピードは?

それらの特徴を揃えていくと、自ずとその選手にとっての得意な得点パターンが観えてくるものです!


次に、
「ゲーム中に要求してる?」
そして、
「チームのメンバーやスタッフはその事を知ってるのかな?」
と聞く。

答えは、
「要求してないし、知ってないと思う」
と返ってくる。

チームでの「要求」はコーチが行っている場合が多い。

だから選手から要求することは必要無いかのようである。


FWからの「要求」を明確にしたら、次はチームにおいてのボールの供給役に話をしてみる。

「FWの彼は、ゴールを決めるために自分へのボールは◯◯で頼む!」と要求してるでって。
そう伝えると、ほとんどの場合
「え~そうやったん、初めて知った」
「そんならもっと早よ~言うてくれたら良かったのに!」
と返事が帰ってくる。

「じゃぁこれからそうするわ!」

言葉にして会話してみると、簡単に要求が通ることがある。

…これにて一件落着!…

とはならない!

…何故なら…

出し手がパスを「正確に意識」するようになるから。

今まで、どれだけ「感覚」で蹴っていたのかが解るようになるはずです。

パスの場合、「出し手」有利となっていることが多く…常に「受け手」が責められるんです。
「ちゃんと止めろよ!」
足元が上手くない…と。

「感覚」を「意識」することで、イメージ通りのボールが蹴れないことに気付くはずです。

ただ蹴るのではなく、「コース」「スピード」「強弱」「球種」などを使い分けることも必要になってきます。

それがFWの「要求」とドンピシャに合うかどうか!

日々の「意識付け」によるトレーニングの積み重ねがとても重要なことだということです。

そして、FWにとって「感覚的」なボールをコントロールしてゴールを奪うことがどれ程難しいことか!

日々自分の中にあるサッカーを「会話」することにより表現し「要求」することが大切なこと。

一人で抱え込んでもその問題は解決せず、チームが成長することも難しいのかなと…

「要求」が問題の抽出や、解決の糸口となることもあるはずです。

ただし、
「要求」通りにボールが送られてきたならば、必ずゴールを奪ってやる!
という
「責任を背負う」ことが出来るか!?


次回は…「覚悟」について…

「大事なゲームで、シュートが100本目にゴールに入るとしたら、君は99本決まらないシュートを蹴りますか?」

どう答えます!?

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