「シンプル」が一番難しい!

サッカーというスポーツ…
止まることなく進化を続けている。
いろいろな分野に最新の「技術」や「テクノロジー」が導入されている。

たとえ最新であっても、それを扱うのは「人」。
同じ場面であっても、人により見え方は違う。

最新は複雑である…
それによる分析も複雑…
慣れると便利となると思うが、現場がどう適応するのかが大事なこと!
「言語化」をテーマとする傾向にある現在。
現場でいかにそれを「可視化」出来るか!?
そこが一番の課題となるはず!

ボールが、1個。
プレーヤーは、11人対11人。
ゴールは、向き合って2個。
どんなに進化しても、これは変わらない!

1個のボールを持ってプレーするのは1人。
そのボールを受けるのも1人。
同じチームなら、そのボールを誰かが受ける確率は10分の1。
「出し手」と「受け手」
しかし、ピッチの中に描き出される最新の分析データの線はあまりにも複雑。
どんなに最新の分析をしても、1つの点から1つの点にしか線は引けない!

サッカーは相手より一点でも多く得点して勝つゲーム

試合開始のキックオフ!
先ず何を考える!?
「ボールを蹴って相手ゴールの中に入れる!」
これが一番!
もし50mの凄いボールが蹴れるなら、実行するはず!
でもちょっと確率が低いかな…

では、二番目には!
「相手ゴールへボールを運び少しでも距離を縮める」
ボールをゴールへ入れる確率を上げるために。

それも簡単ではないかな…

なぜなら、それを妨害する相手選手が11人もいる!

ここからは足し算引き算である。

いかにボールとゴールの間にいる11人を減らしていくか!?

「相手ゴールに近付きながら、相手選手を減らしていく!!」

何のために?

「得点するため」

なぜ?

「相手よりも一点でも多く得点して勝つため」…それが、サッカーというゲームだから!!

…「とてもシンプルである」…

「シンプル」だから難しい!

相手に一点も得点されなければいいのなら、自陣ゴール前で11人が守備だけをすれば良いだけ。

「攻撃」や「守備」という表現は、サッカーを言語化するのに使用する言葉。

ピッチの中では、全てが得点するために行うプレーであるはず!

なぜ?

「相手よりも一点でも多く得点して勝つため」…それが、サッカーというゲームだから!!

「何のために!?」

分析は何のために?

最新のテクノロジーは何のために?

細かく分析してデータ化して、見えてくるものは「弱点」。

その「弱点」を作り出すのはプレーヤー。

監督が一言、「誰か他に選手はいないの?」

「成長」のために分析があるべき!

そのために「学ぶ」

とりあえずやってみる!

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